ダンボール・化粧箱の販売・通販なら「ユーパッケージ」
ダンボールや化粧箱の購入・印刷なら通販サイトのユーパッケージ
ダンボールや化粧箱の購入・印刷なら通販サイトのユーパッケージ
info@upackage.jp

info@upackage.jp

050-8882-3727

050-8882-3727

箱の豆知識



化粧箱に関するクレームの原因|クレーム予防につながる紙の選び方も

どの業界においても、顧客からのクレームは当然起こり得る事態です。クレームに真摯に対応することでサービスの質が向上し、結果的に多くの顧客を増やすケースもあるため、今後の経営にかかわる重要な意見と言えるでしょう。

今回は、化粧箱に関するクレームの原因や、クレーム予防につながる化粧箱の選び方を紹介します。何らかの商品を梱包する化粧箱は、商品の破損を防ぐ・見栄えを良くするなどさまざまな役目を果たします。大切な役割を持つ化粧箱もきちんとこだわりたいという企業担当者は、ぜひ参考にしてください。

 

1.化粧箱に関して顧客から寄せられるクレーム原因

注文のあった商品を化粧箱に詰めて発送した際に、自社の商品を購入してくれた顧客から寄せられる可能性があるクレームとして、「化粧箱に関するクレーム」が挙げられます。顧客は、商品そのものだけではなく、梱包についても重視している場合があります。梱包方法や梱包材に何らかの問題があると、顧客はその通販業者にネガティブな感情を持ってしまう可能性がある点に注意が必要です。

化粧箱に関するクレームのケース

  • 化粧箱のキズ・破損
  • 印刷の汚れ
  • インクの付着 など

上記のようなクレームを受けた場合、商品には問題がなくても商品交換・対象商品の再配送や全額返金対応を行わなければならなくなってしまいます。返送料も通販業者側で負担する必要があるでしょう。

また、これらのクレーム問題は、化粧箱の製造工程で発生するものです。ここからは、化粧箱に関して顧客から寄せられるクレームの原因について、製造工程別に解説します。

 

1-1.【印刷工程】ピンホール・インキ汚れ

ダンボールの製造ラインのうち「印刷工程」では、ピンホールやインキ汚れなど、クレームの原因となる事態が起こり得ます。

ピンホールとは、本来印刷しなければならない部分にインキが乗ってないことにより、ピンホールのように小さな穴ができているように見えてしまう現象です。濃いカラーで印刷した場合は、特に目立ちます。この現象は、インキがダンボールに印刷されるプロセスにおいて、印刷するべき箇所にほこりやゴミが付着し、インキ転写を妨げることが原因となっています。

そしてインキ汚れとは、印刷したインキの色ムラがあったり、印刷しなくても良い箇所に印刷されていたりなど、インキの汚れ全般を指します。特に、企業ロゴ部分などにインキ汚れがあった場合はクレームにつながりやすいでしょう。

 

1-2.【トムソン工程】ビビリ・罫割れ

ダンボール紙を打ち抜いたり折罫を入れたりする「トムソン工程」では、ビビリ・罫割れが起こり得ます。

ビビリとは、トムソン加工においてダンボール紙を打ち抜く際に、紙が引っ張られてライナーの繊維が破断され、切り口が荒くなってしまう現象です。ビビリは、トムソン刃の劣化により刃先にヘタりが起きていることなどが原因と言えます。

そして罫割れとは、型抜きの際につける「折り罫」という折り目に損傷が起きて、見栄えが悪くなってしまう現象です。罫割れは、ダンボール紙に対してトムソンの型が十分でないことが主な原因と言えます。

 

1-3.【貼り工程】貼りズレ・接着不良

トムソン工程で完成したダンボール紙を折ったり、糊貼りをしたりして最終的なダンボール箱の形に仕上げていく「貼り工程」では、貼りズレ・接着不良が起こり得ます。

貼りズレとは、少しずれた状態でダンボール紙が貼られた状態のことです。ダンボール箱として問題なく使用はできるものの、綺麗な見栄えとは言えず、クレームにつながるおそれがあります。貼りズレは、ダンボール紙を折り曲げた際にシワが発生してしまうことが主な原因です。

そして接着不良とは、貼り付けた糊の接着力が低く、ダンボール箱として使用した際に簡単に糊が剥がれてしまう現象を指します。接着不良は圧着不足が主な原因ですが、その他にも糊を貼る面積の狭さやインキやほこり・ゴミが糊の接着を妨げているケースもあります。

 

2.クレーム予防につながる化粧箱の紙・材質の選び方

「どれだけ改良を行っているつもりでも、なかなかクレームが減らない」という場合は、そもそも化粧箱の紙・材質に問題がある可能性があります。

化粧箱は、紙・材質によって印象は大きく異なります。クレームを減らしたい・予防したいといったときは、思い切って化粧箱の紙・材質を変更してみることも一手です。

ここからは、クレーム予防につながる化粧箱の紙・材質の選び方やポイントを解説します。

 

2-1.紙の種類と同時に紙の厚さも選ぶ

化粧箱の印象を大きく左右する要素は紙の種類ですが、意外と紙の厚さも重要です。化粧箱の大きさや形状、さらに内容物の重量に適切な紙厚を設定しなければ、化粧箱や商品の破損につながるおそれがあります。

また、理想とする紙の厚さによって、選べる紙の種類が限られる可能性も考えられます。たとえば片面コートカードB(カードB)は比較的紙が厚い傾向にあり、薄い紙厚で十分といった場合はより薄い片面コートカードA(カードA)などが適切です。

化粧箱を注文する際は、化粧箱の大きさや形状・内容物の重量・理想の紙厚をよく考えたうえで適切な化粧箱を選びましょう。

 

2-2.デザインのこだわり・価格のバランスで選ぶ

紙厚があったり、おしゃれなデザインが印刷された化粧箱は高級感が増しますが、商品とマッチしているかどうかも重要です。高級感を出すことを重視しすぎて、無駄にコストをかけてしまうことも避けましょう。反対に、コスト削減を意識してコートボール紙を選ぶ場合、凝ったカラーデザインは裏面のグレー色が影響してくすんで見える可能性があります。

中身に影響することはないため大々的なクレームにつながることは少ないものの、プレゼント・ギフトボックス用の場合、化粧箱の印刷デザインや印象に不満を抱き、以降注文してくれなくなるという可能性は否めません。低コストを重視すればそれだけ細かいこだわりを反映させることができないため、化粧箱はデザインのこだわり・価格のバランスを見て、さらにサンプルを請求するなどして慎重に選びましょう。

 

2-3.高価な商品の化粧箱には高級紙を選ぶ

化粧箱は、紙の種類でさまざまな印象を与えられます。たとえば高級白板紙などは肌触りが良くその名の通り高級感があり、高価な商品に最適です。

しかし、高級紙は紙の厚さを細かく選ぶことができないため、内容物に重量がある場合や大きな化粧箱の場合は注意が必要です。高級感を重視するがあまり強度が落ちると、化粧箱や商品が破損しクレームにつながるおそれがあります。高価な商品だからといって必ず高級紙を選ぶのではなく、強度もしっかりこだわりましょう。

 

3.顧客からの化粧箱に関するクレームを避けるための販売会社の選び方

顧客からの「化粧箱」に関するクレームをなるべく防ぐためには、化粧箱の製造業者の選択が重要となります。製造・販売する業者によって、化粧箱の品質が大きく異なるためです。

下記に、顧客にポジティブな印象を与えられる、品質の良い化粧箱を選ぶためのポイントを解説します。

  • サンプルを手にできる業者を選ぶ
  • ジャストサイズで作れる業者を選ぶ
  • 細かなこだわりや条件に沿った化粧箱を作れる(オーダーメイドなど)業者を選ぶ

化粧箱やダンボール箱など、多種多様な梱包材を販売する「ユーパッケージ」では、細かなこだわりや条件に沿った化粧箱の製作を行っています。デザインからサイズまでのオーダーメイドも可能であり、適切な化粧箱・ダンボールのご提案もいたします。

また、各化粧箱・ダンボールのサンプルも用意しているため、一度手に取って実物を見てから決めたいという方も安心です。品質の向上・クレーム予防につながる化粧箱をお探しの方は、ぜひユーパッケージの化粧箱をご検討ください。

 

まとめ

ここまで、化粧箱に関して顧客から寄せられるクレームの原因から、クレーム予防につながる化粧箱の紙・材質の選び方まで詳しく解説しました。

通販業者にとって、化粧箱は商品を梱包するためのアイテムです。そのため優先的にコスト削減の項目となりがちな化粧箱ですが、顧客が感じた化粧箱の印象で、その商品や会社に対する印象も大きく異なります。

品質の高い化粧箱で商品を梱包することによって、クレーム防止はもちろん、顧客満足度の向上にもつながるでしょう。理想の化粧箱の製作なら、ぜひユーパッケージにご相談・お問い合わせください。