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ダンボール箱でも化粧箱でも、箱と一緒に仕切りを注文する必要がある場合があります。
仕切りの一番基本的な機能は商品を安全に保護するためですが、場合によってはそれ以上の機能を持つこともあります。
仕切りをいれることで梱包にかかるコストを減らしたり、商品をより目立たせる役割を持ったりするのがその例です。
今回の記事ではユーパッケージで製作した事例を通して、仕切りの活用方法とそのメリットを紹介してみたいと思います。
仕切りは商品の形状や要望にあわせて様々な形で製作が可能です。
それでも、仕切りをカテゴリー化してみると大きく板段ボール、 組仕切り、山折り型仕切り、中ゲス(はめこみタイプ)といった4種類に分けられます。
今回の記事では、それぞれの仕切りにはどんな特徴があり、どのように活用されるかについて紹介してみたいと思います。
板ダンボールは主に補強のために利用されております。
主に箱の上段や下段に入れて商品を保護しますが、仕切りに折り目を入れて商品や箱の補強材としても使われることもあります。
仕切りの形状 | 活用方法 |
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- 荷重を耐えるための仕切り。 - 組仕切りが上下に2セット入る際にその中にいれて区分するためにも使えます。 - 折り目を入れて「コ」の字、「L」字にして家具や額縁の補強材としても活用可能。 * 板ダンボールは、ほとんどがダンボール箱と一緒に使用されます。 * もっと詳しい内容を知りたい方はこちら→板ダンボールの製作とその活用 |
ダンボール箱の中に同じ大きさの複数の商品を梱包したい時によく使われます。
この組仕切りは商品のアピールよりは安全な輸送が目的である仕切りになります。
仕切りの形状 | 活用方法 |
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- 商品同士でぶつかることなく安全に運送するための仕切り。 - 主に同じサイズの商品の場合に使用。 - 商品の数のチェックが便利。 * 主に物流用のダンボール箱でよく使われる仕切りで、たまにお菓子や健康食品類の化粧箱でもきれいに並べるために活用可能。 * もっと詳しい内容を知りたい方はこちら→複数の商品をダンボール箱に収納する際に活用できる便利な仕切り |
山折り型仕切りは、商品を固定する仕切りの中で最も美しい仕切りといえます。
仕切りの最も重要な機能は商品を安全に固定させることですが、それを超えて仕切りが商品をアピールできる機能も持てます。
仕切りの形状 | 活用方法 |
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- 主に同じ形と大きさの複数の商品を入れる際に使う仕切り。 - 商品が一つでもより強調するために使うときもあります。 - 商品の形がバラバラの場合は、使用に制限があります。 * 化粧箱、貼箱などでよく使われるしきrいで、段ボール箱ではあまり使わない形。 * もっと詳しい内容を知りたい方はこちら→高級感を出せる山折り型仕切り |
商品の形にそった穴開けをして、商品をその穴あけされた部分に挟んで固定する仕切りです。
このゲス(はめこみタイプ)りは、固定する商品の形状に関係なく活用できます。
また、商品の形がバラバラな場合に箱内に一緒に固定させたい時に便利です。
仕切りの形状 | 活用方法 |
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- 穴を開けた空間に固定するので活用範囲が広い仕切り。 - 商品の大きさや形に制約が特に有りません。 - 山折り型仕切りに比べて幅広く使われています。 * ダンボール箱、化粧箱、貼箱などほぼすべての材質で活用できます。 * もっと詳しい内容を知りたい方はこちら→商品を安全に固定させる 中ゲス(はめこみタイプ)仕切り |
仕切りの最も基本で重要な機能は商品の保護です。
商品の輸送中の破損を防ぐためには、まず商品を梱包する箱自体の強度を高める必要があります。
ただ、いくら箱の強度が強くても、商品の破損を完全に防ぐことはできません。
その原因としては、箱の中で商品同士でぶつかり、揺れたりするからです。
こういう時に仕切りを利用して商品を固定させ、衝撃を緩和させることができます。
商品を安全に輸送するには、さまざまな要素を考慮する必要があります。
① まず、商品がどれぐらい衝撃に耐えられるかを確認。
② 弱い商品を保護できる箱の強度や仕切りを設定
- 商品の重量が重いと箱の強度も強くし、仕切りでの保護が必要。
- 壊れやすい商品は強度の強い箱と安全な仕切りでの保護が必要。
③ 商品とは別に、商品の輸送距離や時間、方法などにより強度を考慮する必要があります。
- 輸送距離が遠かったり、船/飛行機で輸送する場合には強い強度が必要。
- 輸送期間が長いと、積載された他の箱の重さを耐える必要があるので、箱や仕切りもその分強い強度になる必要があります。
エアキャップ、いわゆるプチプチは一番大衆的に使われている緩衝材の一つです。
エアキャップで商品を包み梱包するとより安全に運送ができます。
ただ、時間と手間がかかる作業が必要というのがデメリットになります。
エアキャップを使う場合はほとんど下記に当たる場合です。
① 箱の強度も高め、仕切りも使用しているが、それでも商品の保護に不足を感じる時。
② 運送する商品の量があまり多くなく、仕切りのコストが負担になる時。
③ 仕切りを作る時間が足りず、早く出庫しなければならない時。
仕切りには商品保護機能のみならず、作業効率を高める機能もあります。
その商品保護機能と作業効率を上昇させる機能が付いている仕切りが組仕切りです。
組仕切りは商品保護だけでなく商品を梱包し、運送する際の作業効率を画期的に高めてくれます。
組仕切りは、同じサイズの商品を箱に複数いれる際によく使われますが、数量の把握も容易で、商品を入れる際のスピードも上がります。
もちろん、仕切りの基本機能である、商品の保護もできます。
組仕切りは主に電子製品や瓶など一つの箱に複数の商品をいれる際によく使われます。
今回の記事ではいちごジャムをいれた事例を見ながら説明したいと思います。
いちごジャムを10個入れるように設計された箱です。
横仕切りと縦仕切りを互いに十字型に重ね、10個の空間にイチゴジャムを入れます。
この仕切りを使うことで、より安全な輸送はもちろん、梱包に使う時間も短縮できます。
互いにぶつからないように仕切りを利用して商品を区分することで、切り離しながらも、商品間の適切な空間配置で包装の効果を上げる場合もあります。
このような空間配置が、時には舗装の美的価値を上げる効果をもたらすのですが、主に山折り型仕切りや中ゲスでこのような事例を作る場合が多いです。
製作事例を通して、どのように美的機能を向上させたのか見ていきましょう。
山折り型仕切りは、中ゲス(はめこみタイプ)とは違い、同じ大きさの商品を仕切りで区分したい時に使われる仕切りです。
また、山折り型仕切りは主に化粧箱や貼り箱などの箱に使われることが多いです。
組仕切りが主に作業効率を高めることが目的なら、山折り型仕切りは商品価値の向上に重点を置いた仕切りといえます。
組仕切りは中芯の断面が露出される一方、山折り型仕切りは露出しないというのも特徴の一つです。
ユーパッケージで製作した高級食材の商品価値をより高めた山折り型仕切りを紹介してみたいと思います。
中ゲス(はめこみタイプ)は大きさの異なる複数の商品を箱に固定したい時に使われる仕切りです。
各商品ごとにサイズが違うため、適切な配置をするだけでも美的効果を高めることができます。
複数のサイズの化粧品セットを適切に配置し、商品の価値を高めた事例を紹介してみたいと思います。
今回の記事では箱よりはあまり馴染みのない「仕切り」の活用について紹介してみました。
仕切りを製作する際にはその商品と目的が一番重要です。
商品の安全な保護のみが目的か作業効率や美的効果も考慮するかなどにより仕切りの形が決まるからです。
ユーパッケージでは事前に相談を通じて商品により必要な仕切りの製作の相談も受け付けております。
また、本製作の前にサンプルを作り微調整も対応しております。