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箱の豆知識



余ったダンボールでダンボールベッドを作ってみよう

ダンボールベッドは私たちにとって少しずつ身近なものになってきたのではないでしょうか。避難所での簡易的な寝床としての使用だけでなく、最近ではオリンピックの選手村にダンボールベッドが使用され、注目が集まりました。

ダンボールベッドは素材がダンボールなため、強度に難がある、寝心地が悪そうと考えるのではないでしょうか?しかし、実際にオリンピックの選手村使用されたことを考えると、イメージするよりも強度や寝心地は悪いものではないのかもしれません。

今回、ダンボールベッドの基礎的知識から、気になる強度や耐用年数、そして段ボールベッドの作り方まで解説します。ぜひ参考にしてください。

1.ダンボールベッドとは

ダンボールベッドとは、ダンボール素材を使用したベッドのことを指します。特に決まった仕様はなく、ダンボール素材を中心に構成されたベッドです。

簡易なA式を並べるタイプから、組仕切りを並べて構成するタイプ、また選手村で使用されたものの様にがっちり組み上げるパターンなど、さまざまです。

また、ダンボールベッドは災害時など寝床が必要となった際に活躍する物資として期待されています。普段使いとしてダンボールベッドを利用することは多くありませんが、全国の自治体で被災時の備えとしてダンボールベッド導入が進んでいます。オリンピックの選手村で使用されたことにより一気に注目され、個人でも通販で気軽に購入できるので、ダンボールベッドは私たちの生活でどんどんと身近になってきています。

2.ダンボールベッドの特徴

ダンボールベッドを使用するにあたり、強度や耐用年数などの特徴をしっかりと把握した上、安全に使用する必要があります。ダンボールベッドの特徴について詳しく知っておきましょう。

2-1.ダンボールベッドの強度

ダンボールベッドの強度は一部、明示されている商品はあるものの、ほとんどの場合は、明確に強度設定されていません。種類や仕様にもよりますが、一つの目安として100kg程度までの人であればダンボールベッドを問題なく使用できるでしょう。

また、ダンボールベッドの上に乗って飛び跳ねたり、暴れたりと通常の用途以外の使用は破損を招きます。体重の軽い子供によるものでも部分的に強い衝撃が与えられると、座屈し歪んでしまう可能性があります。

ダンボールベッドは使用前に必ず、ダンボールの破れや、折れ曲がりなどを事前に確認をした上で、使用しましょう。

2-2.ダンボールベッドの耐用年数

ダンボールベッドの耐用年数はダンボールの材質、形状、そして使用する人によって大きく変動します。段ボールベッドは基本的に何年も使用できる素材ではないので注意する必要があります。

一つの目安として、オリンピックの選手村で使用されていたダンボールベッドであれば1か月程度は問題なく使用できそうです。しかし、オリンピックのダンボールベッドは、かなり頑丈な仕様になっていました。一般的なダンボールベッドを長く使用する際には、使用前に毎度点検をした上で利用したほうが良いでしょう。

2-3.ダンボールベッドの使い勝手と使い心地

ダンボールベッドの使い勝手に関して、ダンボール素材の弱点である湿気を避けるため湿度が高くなりにくい場所での設置が求められます。また湿気がこもらないように使用後はそのままにするのではなく片づけておくことも必要です。木や金属素材の別途よりも気を付ける必要があるのでその分手間がかかると言えます。

またダンボールベッドの寝心地においては使うマットレスがポイントとなるので、快適な睡眠を求めるのであればマットレス選びにはこだわりましょう。

3.ダンボールベッドの注意点

ダンボールベッドを使用する際には気を付けなければならないポイントが大きく2点あります。

3-1.ダンボールベッドは湿気や水に注意

ダンボールベッドは湿気や水に弱いです。少しの湿気や水で強度が極端に下がることもあるため、湿気がこもりやすい窓際などの環境で使用したり、ダンボールベッドの近くに水分を置かないようにしましょう。

また湿気や水対策の工夫としては、ダンボールベッドをセットしたあとにビニールシートを被せてからマットレスを敷くことで外気と遮断できるので、湿気や水対策となります。

あとは部屋に湿度計を設置し、湿度管理を徹底することでダンボールベッドを安全に使用することができます。

関連コラム:気温や湿度でダンボールの強度が低下!?ダンボールの含水率が与える影響を解説 >>>

3-2.ダンボールベッドは火に注意

ダンボールベッドは紙素材なので、よく燃えます。ダンボールベッドの近くで火は近づけないようにしましょう。紙の発火点は200度以上なので、自然発火はしないですが普段の生活で気を付けることはダンボールベッドの近くでタバコを吸わない、料理をしない、ストーブを近くに置かないことです。

4.ダンボールベッドを作ってみよう

ダンボールベッドはダンボール箱を組み合わせることで簡単に作ることができます。今回は簡単な作り方の一例を紹介します。

4-1.ダンボールベッドの材料

まずは、段ボールベッドを作る際の材料を解説します。今回は大人一人が寝られる100㎝×185㎝程度のシングルベッドを作成してみます。

◆ダンボールベッド(シングルサイズ)の材料と選ぶ際のポイント

  • ダンボール箱
  • 500 x 350 x 300mm(120サイズ)を15箱
  • ダンボール箱が大きすぎると強度が低くなりやすいので、ある程度小さ目の箱が適しているでしょう。
  • また、高さが高い箱は危険なので30㎝程度のものを選びます。


  • ビニールシート
  • ダンボールを外気から遮断し湿気と水対策に重要な素材。
    ダンボール箱を完全に覆うことのできる大きさのビニールシートをご用意ください。


  • ガムテープ
  • 構造体のダンボール箱を留めます。


  • マットレス
  • 寝心地を良くするために必要です。


  • 布団

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4-2.ダンボールベッドの組み立て方

それではダンボールベッドの組み立て方を解説します。

①ダンボール箱を組み立てる
②ダンボール箱を並べる(横2列x縦5列 100㎝x185㎝程度になる)
③余ったダンボール5枚をたたんだ状態で、横2列x縦5列に並べたダンボール箱の上に敷く

④並べたダンボール構造体の上にビニールシートを敷く

⑤マットレスを置く
⑥布団を敷く

だいたい所要時間として10分程度で完成するでしょう。

まとめ

今回はダンボールベッドの基本情報から作り方まで解説しました。ダンボールベッドについて簡単にまとめます。

  • 〇ダンボールベッドのメリット
  • 緊急対応時に簡単に作成できる(被災時や急な来客など)
  • 余った箱で簡単に作れる
  • 寝心地はマットレス次第


  • 〇ダンボールベッドのデメリット
  • 耐久力と強度に不安
  • 使い勝手が良くない(使用する場所、長期間設置しておけない)
  • 水分、湿気、火に弱い

ダンボールベッドは私たちの生活に身近なものとなってきてはいるものの普段使いは難しいということがわかりました。

しかし、例えば被災地で緊急的に必要となった際にはダンボールベッドの活躍が期待できるでしょう。また、急な来客があった場合にもダンボールベッドの材料さえあれば簡単に組み立てられるので対応できます。

興味がある方は一度、作ってみてはいかがでしょうか。

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