現在使用中のブラウザはセキュリティの脆弱性により安全ではありません。
MICROSOFT EDGE, GOOGLE CHROME, MOZILLA FIREFOX, SAFARI, OPERAなどの最新ブラウザのご利用をお勧めいたします。
  • 050-8882-3727050-8882-3727
    対応時間:平日10:00~12:30 / 13:30~18:00

箱の豆知識

ダンボールの選び方を用途別で解説|運送業者の規格についても!

荷物を梱包・運搬する際に、ダンボールは欠かせません。しかし、ダンボールにはさまざまなタイプが豊富に存在するため、どのようにダンボールを選べば良いか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

ダンボールを選ぶ基準には、大きく分けて形・規格・強度の3つがあります。ダンボールはあくまでも梱包材であるため、梱包したい内容物が入れば問題はありません。しかし、利用する運送業者によって、規格があることにも注意が必要です。

そこで今回は、ダンボールを選ぶ3つの基準に沿って、用途に合ったダンボールの選び方を紹介します。梱包から発送までの経験が少ない人はもちろん、今の梱包を見直したい人も必見です。

1.用途に合わせてダンボールの規格を選ぶ

ダンボールは、用途や梱包物によって選ぶべき規格が異なります。
まずは、代表的な6種類の規格のサイズや、主な用途について紹介します。

①A式ダンボール

みかん箱タイプとも呼ばれる、最も人気で多く流通している形のダンボールです。
製造コストや材料コストが低いため、寸法を指定したオーダーメイド品であっても比較的安い価格で手に入れることができます。
底を梱包テープで固定するため、ある程度の強度がある点も特徴です。引っ越しや家電の運搬でも、難なくこなすことができるでしょう。

②B式ダンボール

アメリカンロック式とも呼ばれる、蓋や底面が組み立て式になっている形のダンボールです。簡単に組み立てることができるため、スピーディに梱包することができます。
大手ファッション通販サイトなどでも好まれる形式ですが、底面の強度は低く、重い荷物の梱包には向きません。

③C式ダンボール

お弁当型タイプとも呼ばれる、身と蓋が分かれた形のダンボールです。高級感・美観性に優れており、主にギフトボックスとして使用されています。
底抜けの心配がなく、強度も高いタイプですが、二箱分のコストがかかってしまうことがデメリットと言えるでしょう。

④N式ダンボール

1枚のダンボールから組み立てる、蓋の付いた形のダンボールです。量産可能なため、安価に手に入れることができます。
比較的小型で強度は低く、CDや文房具、衣類など、薄手のものや平らにできるものの梱包に用いられることが一般的です。

⑤ポスター式ダンボール

丸めたポスターをそのまま入れられるような、細長い形のダンボールです。
写真・シートなど小さく折りたたむことのできないものや、ゴルフクラブなど棒状のものにもよく用いられます。強度もあるため、大切なものを傷つけず運ぶことができます。

⑥たとう式ダンボール

風呂敷のように、各辺を立ち上げて包み込むように梱包できる形のダンボールです。
主に本やCDなど、薄手のものを梱包する際に用いられます。梱包の際四隅に隙間ができてしまうため、緩衝性を求める品物には向きません。

このように、ダンボールにはさまざまなタイプがあります。
梱包する品物に合わせて、適切なダンボールを選ぶことが大切です。

2.利用する運送業者の規格に合わせたサイズを用意する

ダンボールを選ぶ際、タイプだけでなく箱自体の発送サイズや重さにも注意する必要があります。

利用する運送業者によって、ダンボールの規格は異なります。
確認を怠ると、いざ荷物を発送するときに、規格のミスで発送できないという事態になりかねません。

ここからは、国内の大手運送業者であるヤマト運輸・佐川急便・ゆうパックの規格について、それぞれ詳しく解説します。

2-1.ヤマト運輸の運送規格

ヤマト運輸では、3辺の合計と実重量を比較して、大きい方の規格が適用されます

サイズ 荷物の大きさ 重さ
60サイズ 60cm以内 2kgまで
80サイズ 80cm以内 5kgまで
100サイズ 100cm以内 10kgまで
120サイズ 120cm以内 15kgまで
140サイズ 140cm以内 20kgまで
160サイズ 160cm以内 25kgまで

引用:ヤマト運輸「宅急便のサイズについて」

ヤマト運輸のクール宅急便では、120サイズを超えるものは取り扱っていません。
また、160サイズを超える荷物でも、ヤマト便で送れる可能性があるため、宅急便の規格を超えてしまう場合は一度問い合わせてみましょう。

2-2.佐川急便の運送規格

佐川急便は、比較的大きなものでも送ることができる点が特徴です。

サイズ 3辺計 重量
60サイズ 60cmまで 2kgまで
80サイズ 80cmまで 5kgまで
100サイズ 100cmまで 10kgまで
140サイズ 140cmまで 20kgまで
160サイズ 160cmまで 30kgまで
170サイズ 170cmまで -
180サイズ 180cmまで -
200サイズ 200cmまで -
220サイズ 220cmまで -
240サイズ 240cmまで -
260サイズ 260cmまで -

引用:佐川急便「運賃計算時のご注意 飛脚宅配便・飛脚ラージサイズ宅配便」

ゴルフ用具や旅行カバンなど、一部の品物では30kgまでであれば140サイズが適用されます。また、長尺物等で3辺が260cmを超える場合でも、260サイズが適用される場合があります。

2-3.ゆうパックの運送規格

通常のゆうパックでは、いずれの規格も25kg以下のもののみ受け付けています

サイズ 荷物の大きさ
(縦・横・高さの合計)
60サイズ 60cm以下
80サイズ 80cm以下
100サイズ 100cm以下
120サイズ 120cm以下
140サイズ 140cm以下
160サイズ 160cm以下
170サイズ 170cm以下

引用:日本郵便「荷物」

また、重さが25kgを超え30kg以下の荷物は、「重量ゆうパック」となります。
重量ゆうパックの場合も、規格は通常のゆうパックと変わりはありません。
しかし荷物の基本運賃は、通常のゆうパックから510~520円追加されます。

出典:日本郵便「重量ゆうパック」

3.内容物の重量に耐えられる強度のダンボールを選ぶ

ダンボールを選ぶ際はサイズだけでなく、内容物の重量に耐えられる強度に重視することが大切です。

とくにダンボールの「フルート」は、強度を測る際の重要な要素だと言えます。
フルートとは、ダンボールの中芯(波打っている部分)の厚みを指した言葉です。
中芯の山の多さや厚さにより、フルートはいくつかの種類に分けられています。

一般的に用いられるフルートの種類は、下記の5つです。

①Aフルート

中芯の厚さが約5mm、山の数が300cm内に34±2個のものは、Aフルートと呼ばれます。
最もオーソドックスな型で、衝撃吸収性に優れていることが特徴です。
強度もあるため、引っ越し用ダンボールなどさまざまな用途で用いられます。

②Bフルート

中芯の厚さが約3mm、山の数が30cm内に50±2個のものは、Bフルートと呼ばれます。
Aフルートより薄く、主に仕切りや内装箱などに用いられるタイプです。さらに、厚みがなく潰れにくいため、CDなど軽い商品の梱包、内箱などにも使われます。

③Cフルート

中芯の厚さが約4mm、山の数が30cm内に40±2個のものは、Cフルートと呼ばれます。
中芯の厚さは、強度のあるAフルートより薄いにも関わらず、山の数が多いためAフルートと同程度の強度を発揮できる点が特徴です。
保管に場所を取らないこともあり、Aフルートに代わる世界標準として台頭しつつあります。

④Eフルート

中芯の厚さが約1.5mm、山の数が30cm内に93±2個のものは、Eフルートと呼ばれます。
非常に薄いため、内装、あるいはメール便に用いられることが多いタイプです。
強度が低い分、段が目立たず印刷が美しく載るため、化粧品や外装用にも使用されます。

⑤Wフルート

中芯の厚さが約8mm、山の数が300cm内に34±2個のものは、Wフルートと呼ばれます。ABフルート・BAフルートとも呼ばれています。
Wフルートは、AフルートとBフルートを張り合わせた二重タイプで、圧倒的な厚さが特徴的です。分厚い分丈夫で、フルートが緩衝材の役割を果たすため、重いものや緩衝性が求められるもの、輸送条件がよくない場合などに多く用いられます。

このように、フルートには多くの種類のものがあり、用途によって選ぶことが大切です。

また、「段ボールの中芯やフルートについてもっと知りたい!」という人は、下記の記事も参考にしてください。

ここまでの内容を参考に、ダンボール箱のタイプや運送業者の規格と合わせてしっかり吟味したうえで、適切なダンボールを選びましょう。

まとめ

ここまで、ダンボールにはさまざまな形状やサイズがあることを紹介しました。それぞれ特徴やメリット・デメリットがあるため、梱包する荷物によって適切なものを選ぶことが最も大切です。

さらに、ダンボールには必ず「中芯・フルート」が存在します。フルートは、強度に大きな影響を与える重要な要素でもあるため、梱包する荷物の重量も把握したうえでダンボールを選びましょう。

ダンボールは荷物を梱包するためのアイテムですが、運搬中に壊れてしまっては意味がありません。一方で、過剰な梱包は、受け取った際の印象が悪くなってしまいます。
荷物を守ってくれるだけでなく、受け取る側もストレスのないようなダンボールを選んでください。

箱の組み立て手順
A式/みかん箱タイプ
A式箱
A式箱は世界的に最も使用されている箱の形式でRegular Slotted Container
略してRSCといいます。
底面と天面をOPPテープなどにより封をするため再封性に劣ります。
強度があり紙の無駄と製造工程が少ないので、 値段が安い形式です。
最も多く流通している標準的な形式です。
A式箱 組み立て手順
箱の組み立て手順
B式/地獄底タイプ
B式箱
B式段ボール箱は、機能性が優れた箱でAと共に最もよく使用されている箱の形式です。
天面差し込み、底面組立式で、テープ等が不要です。
上部のフタを差込んで封をするため再封性があり、再利用に向いています。
小形・軽量の物を入れるのに適しています。
B式箱 組み立て手順
箱の組み立て手順
たとう式/やっこタイプ
たとう式箱
たとう式箱は底が一体型になっており、
包み込むように梱包するのでスピーディに作業ができます。
梱包時、天面をつき合わせて二重にするので安定性が高く、デザイン的にも優れています。
しかし、箱の4隅に隙間が出来るため10cm以上の高さの製品には適していません。
主に高級衣類、フレーム、書籍、アクセサリーなどに使用される箱です。
たとう式箱 組み立て手順
箱の組み立て手順
N式/サイド差込タイプ
N式箱
N式箱は一枚の紙を組み立てて作ります。
4隅は完全にふさがり、強度があり機能性と安定性に優れています。
前面が2重、横面が3重なので、強度があり、高級製品、重い製品、
衝撃に弱い製品などの包装に多く使用されます。
ただし、紙を多く使用する形なので単価が高くなる欠点があります
N式箱 組み立て手順
箱の組み立て手順
B式/キャラメル箱タイプ
T式箱
B式箱は、上下のフタを差込む形状の箱で、「キャラメル箱」とも呼ばれます。
箱の前後面が平らで広いため、両面印刷時には、非常にきれいに表現でき、
組み立てが容易で大量の製品の包装などに多く使用されます。
しかし、上下が差込み蓋になっているため主に軽い製品の包装に向いています。
B式箱 組み立て手順
箱の組み立て手順
N式/上差込タイプ
N式箱
N式(上差込タイプ)箱はN式(サイド差込タイプ)箱の一体形底部とB式箱の上蓋を組み合わせたような箱です。
N式(サイド差込タイプ)箱のように安定性と密封性が優れており、
B式箱のように組み立ての作業性も良い利点があります。
また、最低でも1面はダンボールが折り返されているため強度がある箱形状です。
強度が重要な商品の包装にお勧めします。
ただし、N式(サイド差込タイプ)箱のように紙を多く使用するので単価が高くなる欠点があります。
N式箱 組み立て手順
箱の組み立て手順
持ち手式タイプ
持ち手式タイプ
持ち手式タイプ箱は、下部は組み立て式で、上部にはストラップを付けたギフト用の包装箱です。
ストラップで持ちやすくテイクアウトなどにも使用できるため、
別途にショッピングバッグなどを制作せず製品を
そのままに包装できるのでコストパフォーマンスに優れています。
箱の組み立てが非常に簡単で、底の強度もあります。
色々なシーンに活用が期待できる形状です。
持ち手式タイプ箱 組み立て手順
箱の組み立て手順
ポスター用箱
ポスター用箱
ポスター用箱は縦が長くカレンダーやポスト、図面、傘、ゴルフクラブ
などに多く使用されて箱です。
紙管・紙筒の代わりにもよく使用されます。
当社では、底面と天面をOPPテープなどにより封をするA式(みかん箱タイプ)と
フタを差し込むんで使用するB式(キャラメル箱タイプ)を取り扱っています。
ポスター用箱 組み立て手順