既製品段ボール箱(当日発送)
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60サイズ 80サイズ 100サイズ 120サイズ 140サイズ 160サイズ 180サイズ~底面サイズ
B5 B4 A5 A4 A3 DVD / CD既製品段ボール箱 / 少量印刷(14~20営業日)
カラーダンボール箱 / 少量印刷(14~20営業日)
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荷物を梱包・運搬する際に、ダンボールは欠かせません。しかし、ダンボールにはさまざまなタイプが豊富に存在するため、どのようにダンボールを選べば良いか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
ダンボールを選ぶ基準には、大きく分けて形・規格・強度の3つがあります。ダンボールはあくまでも梱包材であるため、梱包したい内容物が入れば問題はありません。しかし、利用する運送業者によって、規格があることにも注意が必要です。
そこで今回は、ダンボールを選ぶ3つの基準に沿って、用途に合ったダンボールの選び方を紹介します。梱包から発送までの経験が少ない人はもちろん、今の梱包を見直したい人も必見です。
目次
ダンボールは、用途や梱包物によって選ぶべき規格が異なります。
まずは、代表的な6種類の規格のサイズや、主な用途について紹介します。
①A式ダンボール
みかん箱タイプとも呼ばれる、最も人気で多く流通している形のダンボールです。
製造コストや材料コストが低いため、寸法を指定したオーダーメイド品であっても比較的安い価格で手に入れることができます。
底を梱包テープで固定するため、ある程度の強度がある点も特徴です。引っ越しや家電の運搬でも、難なくこなすことができるでしょう。
②B式ダンボール
アメリカンロック式とも呼ばれる、蓋や底面が組み立て式になっている形のダンボールです。簡単に組み立てることができるため、スピーディに梱包することができます。
大手ファッション通販サイトなどでも好まれる形式ですが、底面の強度は低く、重い荷物の梱包には向きません。
③C式ダンボール
お弁当型タイプとも呼ばれる、身と蓋が分かれた形のダンボールです。高級感・美観性に優れており、主にギフトボックスとして使用されています。
底抜けの心配がなく、強度も高いタイプですが、二箱分のコストがかかってしまうことがデメリットと言えるでしょう。
④N式ダンボール
1枚のダンボールから組み立てる、蓋の付いた形のダンボールです。量産可能なため、安価に手に入れることができます。
比較的小型で強度は低く、CDや文房具、衣類など、薄手のものや平らにできるものの梱包に用いられることが一般的です。
⑤ポスター式ダンボール
丸めたポスターをそのまま入れられるような、細長い形のダンボールです。
写真・シートなど小さく折りたたむことのできないものや、ゴルフクラブなど棒状のものにもよく用いられます。強度もあるため、大切なものを傷つけず運ぶことができます。
⑥たとう式ダンボール
風呂敷のように、各辺を立ち上げて包み込むように梱包できる形のダンボールです。
主に本やCDなど、薄手のものを梱包する際に用いられます。梱包の際四隅に隙間ができてしまうため、緩衝性を求める品物には向きません。
このように、ダンボールにはさまざまなタイプがあります。
梱包する品物に合わせて、適切なダンボールを選ぶことが大切です。
ダンボールを選ぶ際、タイプだけでなく箱自体の発送サイズや重さにも注意する必要があります。
利用する運送業者によって、ダンボールの規格は異なります。
確認を怠ると、いざ荷物を発送するときに、規格のミスで発送できないという事態になりかねません。
ここからは、国内の大手運送業者であるヤマト運輸・佐川急便・ゆうパックの規格について、それぞれ詳しく解説します。
ヤマト運輸では、3辺の合計と実重量を比較して、大きい方の規格が適用されます。
サイズ 荷物の大きさ 重さ 60サイズ 60cm以内 2kgまで 80サイズ 80cm以内 5kgまで 100サイズ 100cm以内 10kgまで 120サイズ 120cm以内 15kgまで 140サイズ 140cm以内 20kgまで 160サイズ 160cm以内 25kgまで
ヤマト運輸のクール宅急便では、120サイズを超えるものは取り扱っていません。
また、160サイズを超える荷物でも、ヤマト便で送れる可能性があるため、宅急便の規格を超えてしまう場合は一度問い合わせてみましょう。
佐川急便は、比較的大きなものでも送ることができる点が特徴です。
サイズ 3辺計 重量 60サイズ 60cmまで 2kgまで 80サイズ 80cmまで 5kgまで 100サイズ 100cmまで 10kgまで 140サイズ 140cmまで 20kgまで 160サイズ 160cmまで 30kgまで 170サイズ 170cmまで - 180サイズ 180cmまで - 200サイズ 200cmまで - 220サイズ 220cmまで - 240サイズ 240cmまで - 260サイズ 260cmまで -
引用:佐川急便「運賃計算時のご注意 飛脚宅配便・飛脚ラージサイズ宅配便」
ゴルフ用具や旅行カバンなど、一部の品物では30kgまでであれば140サイズが適用されます。また、長尺物等で3辺が260cmを超える場合でも、260サイズが適用される場合があります。
通常のゆうパックでは、いずれの規格も25kg以下のもののみ受け付けています。
サイズ 荷物の大きさ
(縦・横・高さの合計)60サイズ 60cm以下 80サイズ 80cm以下 100サイズ 100cm以下 120サイズ 120cm以下 140サイズ 140cm以下 160サイズ 160cm以下 170サイズ 170cm以下
引用:日本郵便「荷物」
また、重さが25kgを超え30kg以下の荷物は、「重量ゆうパック」となります。
重量ゆうパックの場合も、規格は通常のゆうパックと変わりはありません。
しかし荷物の基本運賃は、通常のゆうパックから510~520円追加されます。
ダンボールを選ぶ際はサイズだけでなく、内容物の重量に耐えられる強度に重視することが大切です。
とくにダンボールの「フルート」は、強度を測る際の重要な要素だと言えます。
フルートとは、ダンボールの中芯(波打っている部分)の厚みを指した言葉です。
中芯の山の多さや厚さにより、フルートはいくつかの種類に分けられています。
一般的に用いられるフルートの種類は、下記の5つです。
①Aフルート
中芯の厚さが約5mm、山の数が300cm内に34±2個のものは、Aフルートと呼ばれます。
最もオーソドックスな型で、衝撃吸収性に優れていることが特徴です。
強度もあるため、引っ越し用ダンボールなどさまざまな用途で用いられます。
②Bフルート
中芯の厚さが約3mm、山の数が30cm内に50±2個のものは、Bフルートと呼ばれます。
Aフルートより薄く、主に仕切りや内装箱などに用いられるタイプです。さらに、厚みがなく潰れにくいため、CDなど軽い商品の梱包、内箱などにも使われます。
③Cフルート
中芯の厚さが約4mm、山の数が30cm内に40±2個のものは、Cフルートと呼ばれます。
中芯の厚さは、強度のあるAフルートより薄いにも関わらず、山の数が多いためAフルートと同程度の強度を発揮できる点が特徴です。
保管に場所を取らないこともあり、Aフルートに代わる世界標準として台頭しつつあります。
④Eフルート
中芯の厚さが約1.5mm、山の数が30cm内に93±2個のものは、Eフルートと呼ばれます。
非常に薄いため、内装、あるいはメール便に用いられることが多いタイプです。
強度が低い分、段が目立たず印刷が美しく載るため、化粧品や外装用にも使用されます。
⑤Wフルート
中芯の厚さが約8mm、山の数が300cm内に34±2個のものは、Wフルートと呼ばれます。ABフルート・BAフルートとも呼ばれています。
Wフルートは、AフルートとBフルートを張り合わせた二重タイプで、圧倒的な厚さが特徴的です。分厚い分丈夫で、フルートが緩衝材の役割を果たすため、重いものや緩衝性が求められるもの、輸送条件がよくない場合などに多く用いられます。
このように、フルートには多くの種類のものがあり、用途によって選ぶことが大切です。
また、「段ボールの中芯やフルートについてもっと知りたい!」という人は、下記の記事も参考にしてください。
ここまでの内容を参考に、ダンボール箱のタイプや運送業者の規格と合わせてしっかり吟味したうえで、適切なダンボールを選びましょう。
上記で商品の価値と合う箱の形状と商品を安全に保護するための段ボールの厚さを選択したあとには、送料の基準である段ボールのサイズを考慮する必要があります。
段ボールサイズとは何かと、具体的な事例でこのサイズというのがなぜ重要なのかについて説明します。
梱包する商品の横、縦、高さの実測を正確に測定します。 次に、この商品を箱の中にいくつ、そしてどの方向で箱に入れるかを決める必要があります。
この時、重要なのは箱の横、縦、高さの割合です。
横と縦の長さが高さより大きい場合には箱を積み重ねる際の安全性が高くなります。
この点を考慮し、 商品を箱に入れる方法を決めてください。
緩衝材の使用可否も段ボールサイズにおいて重要なポイントです。
段ボール箱で商品を梱包する最も重要な目的は、商品の安全性です。
そのため、商品の安全のためにはプチプチのような緩衝材を必ず使用してください。
緩衝材を使用すると、箱の内側サイズは商品の実際のサイズではなく、商品の実際サイズ+緩衝材となります。
このように箱の内側サイズとともに箱の形状、厚み(フルート)などを全て決定すると、自然に段ボールの外寸サイズが導出されます。
段ボールの外寸サイズは、箱の外側の横、縦、そして高さを足した cmの合計になります。
たとえば、実際のサイズが300 x 200 x 165mmの商品を箱で梱包するとしましょう。
緩衝材を使いこの商品を包むと箱の内寸は330×230×195mm程度になります。
上記で決めた箱の形状と厚み(フルート)によって箱の外寸サイズが変わり、これにより運賃の基準となる段ボールの外寸サイズが決まります。
箱の内寸 | 箱の形状 | 選択した厚み(フルート) | 箱の外寸 | ダンボールのサイズ |
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上記の事例を見ると、段ボールのサイズが商品サイズだけで決まるわけではないことがわかります。
もちろん、段ボールのサイズを決める際の一番重要な要素ではあります。
しかし、どの箱の形や厚み、そして緩衝材を使用するかによってダンボールのサイズは変わります。
そのため、箱の製作オプションを選択する際にこのような段ボールのサイズまで考慮する必要があります。
ここまで、ダンボールにはさまざまな形状やサイズがあることを紹介しました。それぞれ特徴やメリット・デメリットがあるため、梱包する荷物によって適切なものを選ぶことが最も大切です。
さらに、ダンボールには必ず「中芯・フルート」が存在します。フルートは、強度に大きな影響を与える重要な要素でもあるため、梱包する荷物の重量も把握したうえでダンボールを選びましょう。
ダンボールは荷物を梱包するためのアイテムですが、運搬中に壊れてしまっては意味がありません。一方で、過剰な梱包は、受け取った際の印象が悪くなってしまいます。
荷物を守ってくれるだけでなく、受け取る側もストレスのないようなダンボールを選んでください。