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箱の豆知識



ダンボールで作るバーベキュー設備3選|キャンプでの活用方法6つも

既に何度もバーベキューを行ったことのある方は、一通りの道具を揃えているため、食材をはじめとした消耗品の購入のみで準備が済みます。しかし、初めてバーベキューを体験する場合は、道具の多くを新たに買い求めなくてはなりません。

買いに行く時間がない方や、予算的に厳しいという方におすすめのアイテムが、身近にあるダンボールです。ダンボールは持ち運びやすく加工しやすいため、バーベキュー設備を手作りすることができます。

当記事では、バーベキューはもちろん、キャンプでも役立つダンボールの活用方法を紹介します。

1.ダンボールで簡単に作れるバーベキュー設備3選

ダンボールを切ったり折ったり、他の使い捨てグッズと組み合わせたりすることで、下記のバーベキュー設備を手作りすることができます。下記の設備はキャンプ場やバーベキュー場で活躍する他、自宅の庭でアウトドア気分を味わいたいときにもおすすめです。

  • ピザ窯
  • スモーカー
  • ソーラークッカー

ここでは、上記3つのバーベキュー設備の特徴を、具体的な作り方とともに紹介します。

1-1.ピザ窯

ダンボール製のピザ窯は市販のピザを焼く他に、一から本格ピザを手作りして焼くこともできます。ダンボールでピザ窯を作成するための道具や手順は、下記のとおりです。

〇ダンボールでピザ窯を作成するときに必要な道具

  • ダンボール1枚
  • アルミホイル
  • アルミテープ
  • 空き缶(アルミ缶)4本
  • アルミ製のバット(アルミ皿で代用可)
  • 焼き網
  • 竹炭
  • 接着剤(のり・両面テープでも代用可)
  • カッター

ダンボールの大きさは、ピザ生地を置く焼き網に合わせましょう。2リットルペットボトルが6本入る程度のサイズがおすすめです。縦長のものは横に倒して使用します。

ピザ窯を手作りするときの基本の流れ
  • (1)ダンボールを解体し、内側にアルミホイルを隙間ができないよう接着剤で貼り付ける。
  • (2)ダンボールを組み立て、アルミテープで底面を閉じる。取り出し口用に、一方のフタは閉じずに開けた状態にしておく。
  • (3)ダンボールの外側も内側と同じようにアルミホイルを貼り付ける。
  • (4)空き缶に水を入れ、ダンボール内の四隅に置く。焼き網を上に乗せる。
  • (5)アルミ製のバットもしくはアルミ皿の中央に竹炭を盛り、焼き網の下に置く。

空き缶は安定性を出すため、水を重し代わりに入れます。砂利など燃えないものであれば、水以外でも問題ありません。

1-2.スモーカー

スモーカーは食材を燻製したいときに使用する設備です。ベーコンやソーセージ、チーズやゆで卵など、好みの食材で燻製を楽しむことができます。ダンボールでスモーカーを手作りするための道具と手順は、下記のとおりです。

〇ダンボールでスモーカーを作成するときに必要な道具

  • ダンボール1枚
  • 焼き網2~3枚
  • バーベキュー用の串4本(太目の針金で代用可)
  • スモークウッド
  • アルミ皿
  • 金属製の鍋敷き(平な石で代用可)
  • ガムテープ

アルミ皿を直接ダンボール上に置くと、高温でダンボールが焦げるおそれがあるため、金属製の鍋敷きや平らな石を土台として利用します。アルミ皿の代わりに小型のバーベキューグリルを使用する方法もおすすめです。

スモーカーを手作りするときの基本の流れ
  • (1)ダンボールを縦長になるよう置き、底面はガムテープで閉じる。
  • (2)ダンボールの側面からバーベキュー串を刺す。2本で焼き網を支えるよう、平行で刺す。同様に3本目・4本目を刺して2段目を作成する。
  • (3)バーベキュー串の上に焼き網を乗せ、ダンボールの底にスモークウッドを乗せたアルミ皿と金属製の鍋敷きを置く。

使用時は煙が逃げないよう、ダムテープでしっかりとフタを閉じることがポイントです。

1-3.ソーラークッカー

ソーラークッカーは、竹炭や火種がなくても食材を焼くことのできる設備です。3時間程度かけると、焼きリンゴを作ることもできます。ダンボールでソーラークッカーを手作りするための道具と手順は、下記のとおりです。

〇ダンボールでソーラークッカーを作成するときに必要な道具

  • 解体したダンボール1枚
  • アルミホイル
  • 接着剤
  • 布製のガムテープ
  • 割りピン2本
  • カッター

ソーラークッカーはピザ窯やスモーカーと異なり、若干複雑な工作となります。

ソーラークッカーを手作りするときの基本の流れ
  • (1)解体したダンボールを縦に三等分に折り、2本できた折れ線のうち、1本のみを切り離す。
  • (2)2枚のダンボールの内側に、それぞれアルミホイルを隙間がないよう貼り付ける。
  • (3)端や切り込み部分を布製ガムテープで保護し、切り離したほうは巻いて丸みをつける。
  • (4)もう一方のダンボールは折れ線部分の両端に13.5cmの切り込みを入れ、折り曲げる。
  • (5)丸みをつけたダンボールの両端を(4)のダンボールの両端に割ピンで固定する。

ダンボール内のアルミホイルが太陽光を反射できるよう、直角ではなく浅めに折り曲げることがポイントです。

2.バーベキュー・キャンプでのダンボール活用法6選

ダンボールはバーベキュー設備など火を使うための道具としてはもちろん、下記の用途や場面でも役立つ万能アイテムです。

  • ゴミ箱
  • 焚き付け
  • 食材置き場
  • 包丁サック
  • サブマット
  • ダンボールテント

ここでは、上記6つのダンボールを活用する方法について解説します。

2-1.ゴミ箱

野生動物の多い場所でバーベキューやキャンプをする場合、野生動物にゴミを荒らされたり、ゴミを置き忘れたりするケースがあります。

しかし、ダンボールでゴミ箱を作成しておくことで、容易にゴミを荒らされることも、ゴミが風で飛ばされて置き忘れてしまうこともありません。ビニール袋をセットしておくと、より使い勝手が良くなるでしょう。

大人数でバーベキューやキャンプを楽しんだときは、片付けの手間を省くこともできます。

2-2.焚き付け

バーベキューで初心者が遭遇する可能性の高いトラブルが、焚き付け(火起こし)に時間がかかることです。ダンボールを活用すると、火がつきにくい竹炭や薪も容易に焚き付けできます。

ダンボールを焚き付けに使用する場合、2つの方法があげられます。

  • ダンボール自体を使用する方法
  • リップクリームをダンボールに塗る方法

紙製のダンボールは燃えやすいため、適度な大きさに切って丸めるのみで、焚き付けに使用できます。燃えにくいときは、リップクリームを表面に塗りましょう。

リップクリームは石油由来のワセリンが主原料となっており、ダンボールに塗ると更に燃焼性を上げてくれます。

2-3.食材置き場

ダンボールは丈夫で適度な吸湿性があるため、食材置き場としても活用できます。

例えば、車でキャンプ場やバーベキュー場へ向かう場合、一般的な買い物袋に食材を入れておくと、悪路を走行したときに散乱する可能性があります。

しかし、ダンボールに食材を入れて置くことで、車が多少揺れても食材が飛び出ることがなくなります。また、ダンボールは積み重ねて置けるため、一度に大量の食材を持ち運んだり保管したりできます。

更に、キャンプ場やバーベキュー場では食材置き場として活用できる他、調理器具やバーベキュー器具の置き場所としても役立つでしょう。

2-4.包丁サック

キャンプ場やバーベキュー場で肉などの具材をカットするために、包丁を持ち込む必要があります。果物ナイフなど小型のものであればサックが付属していますが、料理用の包丁は一般的に専用サックが付属しません。

このようなときも、ダンボールが便利です。包丁をダンボールで包むと厚みと丈夫さが出るため、刃の部分をしっかりと保護してくれます。

2-5.サブマット

大自然の中でテントを張ったりレジャーシートを広げたりしても、地面の砂利が気になってくつろげない方は少なくありません。

地面の砂利が気になる方は、ダンボールをサブマットとして活用することがおすすめです。ダンボールの適度な厚みが、砂利の凹凸を軽減してくれます。テントやレジャーシートの下にダンボールを敷くのみであるため、大々的な加工も必要ありません。

大きめのダンボールが見つからないときは、複数枚をつなげて使用しましょう。気温が低い時期は敷くダンボールを複数枚重ねると、地面からの冷気を軽減するメリットもあります。

2-6.ダンボールテント

ダンボールは高い断熱性を持っているため、寝袋として活用したり、テントを作成したりすることもできます。また、簡易テーブルなどキャンプ道具も作成できます。

子どもと一緒にバーベキューやキャンプを行うときは、ダンボールテント作りに挑戦してはいかがでしょうか。ダンボールは箱のまま積み重ねられる他、1枚に広げて大きな壁を作ることもできるため、子どもたちの好奇心や創作意欲を刺激するでしょう。

まとめ

バーベキューを楽しむためには、さまざまな道具を揃えなくてはなりません。また、本格的なものは重量やサイズがあり、持ち運びも困難です。

このようなときは、ダンボールでバーベキュー設備を手作りしましょう。当記事で紹介したピザ窯・スモーカー・ソーラークッカーの他にも、ダンボールに簡易的な加工を施すことで多種多様な設備や道具を作成できます。

既に本格的な道具を揃えているアウトドア派の方も、いざというときのアイテムとして、ダンボールを荷物に加えてはいかがでしょうか。