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箱の豆知識



段ボールの重さと配送サービスの利用で気をつけるべきことを解説

近年、ネットショッピングやフリーマーケットなどが盛んに利用されるようになり、それに伴って配送サービスの利用も増えています。
さまざまな配送サービスがあり、内容が充実しているだけでなく、規格品段ボールやオーダーメイド段ボール、強化段ボールなど、段ボールの種類も豊富です。そのため、配送サービスに興味を持っている方も多くいるでしょう。

配送サービスは便利なものです。しかし、荷物を安全かつ確実に送ってもらうためには、注意すべき点がいくつかあります。

そこで今回は、段ボールを使用して荷物を送る場合、段ボールの重さに関わる要素には何があるか、配送サービスを利用する際に気を付けるべき点について解説します。荷物を送るための段ボールを探している方や、少しでも配送にかかる費用を抑えたいと考えている方は、ぜひ当記事を参考にしてください。

1.なぜ段ボールの重さを気にする必要があるのか?

段ボール箱を利用して荷物を送る際は、段ボールそのものの重さを知る必要があります。例えば、本などの重いものを送る場合、段ボールの強度が高いものを選ばなければ、底が抜けたり、段ボールが破損したりする可能性があるためです。段ボールの底が抜け破損した場合、中の荷物が汚れたり壊れたりすることも少なくありません。

配送会社に依頼する場合、荷物の重さが決められており、それを超えると配送にかかる料金が高くなります。荷物そのものの重さと共に、段ボールや緩衝材など使用するすべてのものの重さを考慮して重量を算出する必要があります。

2.荷物の総重量の算出方法|算出する際に重要な3つの特徴・ポイント

配送サービスを利用する際は、段ボールに入っている荷物の総重量を確認する必要があります。荷物の総重量によって配送料金が異なるためです。

以下は、総重量の算出方法です。

総重量=段ボールの重さ+詰める荷物の重さ+緩衝材・梱包資材の重さ

このように、荷物の総重量を算出するためには、単純に詰める荷物の重さを把握するだけでなく、段ボールの重さや緩衝材などの重さについても把握しておく必要があります。

では、段ボールの重さや詰める荷物の重さなどのどういった点に注目すれば良いのでしょうか。

ここからは、荷物の総重量を算出する際に特に注目すべき「段ボールの材質」「段ボールに詰める荷物の重量」「緩衝材や梱包資材の素材」の特徴・ポイントについて、詳しく紹介します。

2-1.段ボールの材質

ライナーの材質によって、段ボールの強度や重量は異なります。そのため、送る荷物によって段ボールを使い分けることが重要です。

以下は、ライナーの材質の種類と特徴を強度順にまとめたものです。
下にいくにつれて、強度は高くなります。

  種類 特徴
D4 Dライナー 120g
  • 表面がざらついている
  • 宅配用の箱にはあまり使用されない
  • 再生紙含有率が95%以上
C120 Cライナー 120g D4と比べると表面がなめらか
C5 Cライナー 160g 古紙含有量が90%以上
C6 Cライナー 200g 最近はあまり製造されていない
K5 Kライナー 170〜180g C5よりも再生紙が少ない
K6 Kライナー 210g Kライナーで、平米210gの紙
K7 Kライナー 280g Kライナーで、平米280gの紙

一般的には、C5の段ボールが販売されています。しかし、梱包する荷物によっては強度が不十分となるため、重いものや壊れものなどを梱包する際は、より丈夫な「K6」や「K7」の段ボールの使用がおすすめです

2-2.段ボールに詰める荷物の重量

配送サービスを利用する際は、送る荷物の大きさや形、材質などによって段ボール箱の大きさ・強度・重さが決まります。そのため、段ボール箱の中に詰める荷物そのものの重量についても考慮しましょう

小さなものでも重いもの・壊れやすいもの、軽いものでも大きいもの・形が複雑なものなど、さまざまな形態の荷物があります。

まずは、送る荷物の重さがどのくらいあるかを計ることが大切です。

2-3.緩衝材や梱包資材の素材

段ボールに荷物を詰める際は、荷物が動かないように緩衝材や梱包資材で隙間を埋めるなど、梱包方法を工夫しましょう。

緩衝材は、運搬途中で荷物に傷がついたり壊れたりしないように荷物を守るためのものです。緩衝材には、荷物を包むタイプや隙間を埋めるタイプなど、さまざまな種類があります。そのため、送りたい荷物の材質や形によって、緩衝材を選ぶことがポイントです。

緩衝材には、以下のようなものがあります。

  • 気泡緩衝材
  • 発泡シート
  • 巻き段ボール
  • エアーピロー
  • バラ緩衝材
  • 紙緩衝材

緩衝材は、軽い素材で作られていることが特徴です。

上記の他にも梱包資材として、段ボールを作ったり蓋を閉じたりする際に使用する梱包テープやクラフトテープなどがあります。

3.配送サービスを利用する際に気をつけるべきこと

配送サービスを利用する場合、自分で荷物の中身に注意して運ぶわけではありません。荷物を安全に確実に送るためには、梱包作業を慎重にする必要があります。例えば、段ボールの底が抜けないように、箱の組み立てや荷物の入れ方に配慮したり段ボールのサイズを確認したりすることが大切です。

ここからは、配送サービスを利用する際に、特に気をつける荷造りの3つのポイントを紹介します。

3-1.重量物を詰めた際の底抜け

荷物を送る際には、段ボールの底抜けに注意しましょう。
段ボールに荷物を入れて梱包しただけの状態では、段ボールの底面の中心部分に負荷がかかります。軽い荷物でも運んでいる最中に圧力がかかり底が抜けてしまっては、梱包した荷物が落ちてしまい、ものによっては破損することも少なくありません。

箱の底の蓋部分を重ねて閉じたり、テープで中央を1箇所だけ留めたりするだけでは、強度は不十分です。強度を上げるためにも、きちんと底の蓋を合わせて閉め、閉じた部分に十字にテープを貼った上で、段ボールの底蓋の折り曲げた部分にもテープを貼りましょう

3-2.荷物を詰める順番や詰め方

段ボールに荷物を詰める際には、なるべく重いものを下に置いて隙間なく詰めます。このとき、荷物が偏らないように持ったときに均等な重さになるよう調整しましょう。比較的軽いものを上の方に乗せると重心が下になり、バランスが安定します。

段ボール内に隙間がある場合、緩衝材などを使用して隙間を埋めて荷物が動かないようにすることが重要です。隙間があると、運んでいる最中に荷物が傾き、荷物が傷んだり壊れたりする可能性があります。

書類や書籍などの重いものは、小さな箱に入れましょう。重い荷物や大きな荷物は運ぶことが難しく、箱が壊れてしまう可能性があるため、注意が必要です。

3-3.段ボールのサイズ

配送料金は、荷物の重量だけではなく段ボールのサイズも関係します。サイズの測り方は、段ボール箱外部の縦+横+高さの3辺の長さを合計して算出します。

配送サービスでは、サイズに応じて最大重量が決められていることがほとんどです。サイズが大きくなるほど料金は高くなるため、注意しましょう。

ある配送会社では、以下のように「発送重量」と「サイズ」で荷物の区分が決まっています。

  • 2kgまで(60cm以内)
  • 5kgまで(80cm以内)
  • 10kgまで(100cm以内)
  • 20kgまで(120cm以内)
  • 25kgまで(140cm以内)

これよりも大きなサイズの荷物を送ることもできますが、前述した通りサイズが大きいほど配送料金は高くなります。また、配送料金は送り先の地域によって異なります。
損をしないためにも、送りたい荷物に最適なサイズの段ボールを用意しましょう。

まとめ

段ボールを使用して荷物を送る場合、配送サービスの発送重量を確認し、段ボール箱の重さも入れた全体の重さを算出することが大切です。配送料金は、段ボールのサイズや送るエリアによって異なるため、注意しましょう。

段ボールの材質によっても重さや強度、値段に違いがあるため、送りたい荷物に適した段ボールを選ぶことが大切です。

配送の途中で段ボール箱の底が抜けたり荷物が破損したりしないように、段ボール箱の底部分の作り方や荷物の詰め方などを工夫し、安全に荷物を送りましょう。