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箱の豆知識



段ボールのサイズとは?オーダーに必要な三辺合計・材質も解説!

段ボールは、日常的に目にするツールです。引っ越し段ボール、宅配段ボール箱など、いろんなシーンで利用されます。しかし、段ボールのサイズや材質などの詳細については、分からないことが多くあります。

本記事では、段ボールの「サイズ」「材質」「オーダーメイドの段ボールのメリット」について詳しく紹介します。段ボールでお悩みの方は、ぜひご覧ください。




1.段ボールのサイズには何がある?

段ボールは、宅配便の発送や商品の梱包など、身の回りでよく使用するツールです。ありふれたものだけに「サイズにも統一した規格があるのでは?」と考えがちですが、段ボールのサイズには統一した規格やルールはありません

そのため、運送会社や引っ越しなどで段ボールを使用する際には、それぞれの運送会社や引っ越し業者の定める「三辺合計サイズ」に合わせた段ボールを用意することが一般的です。

以下では、段ボールのサイズの基礎知識をわかりやすくご紹介します。

1-1.段ボールのサイズは三辺合計で表す

段ボールは「三辺合計」でサイズを表します。

▼段ボールのサイズ=箱の長さ+箱の幅+箱の深さ

例えば、箱の長さが26cm、箱の幅が22cm、箱の高さが12cmの外寸の段ボールがあったとします。この場合の段ボールは、以下のサイズとなります。

▼26cm(長さ)+22cm(幅)+12cm(深さ)=60cm;60サイズ(段ボールのサイズ)

上記のように、段ボールのサイズは、箱の長さと幅、深さで知ることが可能です。運送会社が「60サイズ」と規定していれば、三辺合計が60cm以内のサイズの段ボールを利用します

対して、三辺合計が64cmの場合はどうなるでしょうか?三辺合計が60cmを超える場合は、もう一つ上のサイズ、例えば「80サイズ」での料金で発送することとなります

1-2.一般的な段ボールのサイズ一覧

「60サイズ」や「80サイズ」といったあまり見慣れない言葉を使いましたが、これは一般的な段ボールのサイズを表しています。一般的な段ボールのサイズを一覧にまとめると、次のとおりです。

  • 60サイズ
  • 80サイズ
  • 100サイズ
  • 120サイズ
  • 140サイズ
  • 160サイズ

上記は、それぞれ段ボールの箱の長さと幅、深さを合計したものです。長さや幅には統一した規格はないため、利用する側の自由度を狭めないサイズ指定となっています

宅配などで利用する、一般的な段ボールが60サイズです。CDで20枚程度、本なら数冊入るため、雑貨や衣服などのちょっとした贈り物を送る際に適しています80サイズはB5サイズの用紙が、100サイズにはB4サイズの用紙が入るため、ワイシャツやセーターも梱包可能です。

120サイズは、A3サイズの雑誌や書類まで梱包できます。ただし、120以上のサイズで、本のみを入れてしまうと、重すぎて持てなくなってしまうため注意してください。また、荷物の重量に底面が耐えられなくなる場合もあるため、ガムテープなどでの補強も必要です。

140や160サイズでは、完成品のプラモデルなど軽くて体積の大きい物に適しています

1-3.通販などの発送用に最適な段ボールのサイズ

配送する場合、段ボールは輸送中の商品が破損しないよう守ってくれます。同時に、段ボールはお客様が最初に目にするものであるため、受け取った際のイメージも重要です。

そのため、商品発送用で使用される段ボールは、60サイズや80サイズの小さめ段ボールが一般的です。運びやすく小回りが利くため、商品が破損するリスクが小さくなります。さらに、お客様が受け取った際に持ち運びやすく、使いやすいというメリットもあります。

1-4.引っ越しの梱包用に最適な段ボールのサイズ

段ボールの使い道として多いものが「引っ越し用段ボール」です。引っ越し用段ボールは、荷物を守ることと、多くの荷物を一度に運ぶことが目的となります。

そのため、引っ越しの梱包用の段ボールでは、100サイズ・120サイズ・140サイズといった大きめの段ボールが利用されます100サイズは書籍や陶器の茶碗など小さめで重量のある荷物に、140サイズは衣類など軽くてかさばる荷物に適しています

2.用途に合った材質の段ボールを選ぼう!

次に、段ボールを選ぶ際に気をつけたいことを紹介します。ポイントは、荷物をどれだけ入れられるかという「サイズ」と、荷物を衝撃から守る「材質」です。

段ボールの材質・強度は一般的に「フルート(厚み)」「ライナー(表面の紙)」「中芯」によって決まります。それぞれの特徴を知り、用途に合った材質選びをしましょう。

2-1.段ボールの材質①フルート

「フルート」とは、段ボールの厚みのことです。フルートの種類によっても、段ボールの強度が異なります。以下は、フルートの種類を表にしたものです。

名称 厚み 用途
Aフルート 5mm 一般的なフルートで、引っ越し用や配送用など広く用いられる
Bフルート 3mm Aフルートよりも薄く、加工しやすい
表に印刷する場合や小物の梱包向き
Wフルート 8mm AとBを貼り合わせたもので強度があり、重量のある荷物に向いている
Cフルート 4mm 欧米を中心に世界で利用されているフルート
Eフルート 1.5mm ギフト箱の外装用に利用される薄手のフルート

2-2.段ボールの材質②ライナー

「ライナー」とは、段ボールの表面の紙のことで、使用されている材料によって強度や価格が変化します

  • C5:古紙含有率が90%以上のCライナーを利用
  • C6:Cライナーを利用しており、C5よりCライナー含有量が高い
  • K5:古紙にバージンパルプを加えたKライナーを利用
  • K6:Kライナーを利用しており、K5よりKライナー含有量が高い
  • K7:Kライナーを利用しており、K6よりKライナー含有量が高い

下に行くほどに強度が高く、価格も高くなります。K5は強度がちょうどよく、表面に印刷をする場合でも色の乗りがよいため、上記ライナーの中でもよく用いられています

2-3.段ボールの材質③中芯

「中芯」とは、段ボールの中心部分にある「波」のことです。一般的に中芯は、120gの材質が利用されています

中芯にも160gや180gといった種類があり、重量がある荷物の配送や貴重品の運搬など、強度を上げたいときに使用します

3.商品によってはオーダーメイドがおすすめ!

一口に「段ボール」といっても、サイズや材質によってさまざまなバリエーションがあることが分かりました。

特に、通販などの出荷用で段ボール箱を使用するときは「どうせ送るためだけのものだし…」と考えることは早計です。段ボールは、商品を受け取る方が最初に目にします。また、商品と段ボールのサイズが合わず余白部分があまりにも大きかったり、材質の強度が弱ければ商品破損のリスクも高まります

このようなリスクを防ぐためには、専門ショップでオーダーメイド段ボールを注文することがおすすめです。オーダーメイドの段ボールであれば、商品のサイズに合わせて必要な数量だけ注文することができます

また、材質面でも強度だけでなく、質感や通気性を選ぶことも可能です。密閉した空間に適さない商品のための段ボールも、オーダーメイドできます。

さらに、定番商品であれば単価も税抜で10円以下の段ボールもあり、カスタムに合わせた価格設定がされていることも魅力です。数量が多いほど通常価格も安くなります

3-1.段ボールのサイズと材質から簡単にオーダー可能

「オーダーメイドの段ボールって、頼むの面倒じゃない?」と感じる方もいるでしょう。しかし、段ボールのオーダーは、サイズと材質から簡単に注文することができます。

ステップ1 箱の形式を選択 みかん箱形式や細長いポスター用、定番段ボール箱など様々なタイプから選択
ステップ2 サイズ記入・詳細を選択 商品に合ったサイズや寸法、フルートや中芯を選択

上記の2ステップが完了すれば、後は金額を確認し、注文ボタンをクリックするだけです。完成品のイメージも紹介されており、簡単にオーダーメイドの段ボールを手にすることができます

送料は、「送料込み」や「無料」などがあるため、事前に確認しておきましょう。出荷時期や商品発送は、カスタムの程度で前後します

まとめ

本記事では、段ボールのサイズの計り方から材質の詳細、ちょっとした配慮で受け取る方の好感度を上げてくれるオーダーメイドの段ボールについて紹介しました。

段ボールのサイズは、箱の長さと幅、深さを足した三辺合計で算出できます。また、材質によって強度が異なるため、用途に合った段ボールを選びましょう。段ボールのオーダー自体は、簡単に注文できるためハードルは高くありません。オーダーメイドで作った段ボールを使用して、他業者との差別化を図りましょう。