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段ボールは身近なところで使われている梱包資材であるため、知らない人はほとんどいないでしょう。段ボールという存在自体はほとんどの人に認知されています。
しかし、段ボールの「フラップ」と聞いて、何のことなのか答えられる人は少数です。
段ボールのフラップが何を指しているのか、フラップはどのような種類があるのかを解説します。印刷込みで購入したい場合における、フラップの注意点も説明するため、段ボール購入前にぜひ一読ください。
目次
段ボールのフラップとは、段ボール天面・底面の蓋を指す言葉です。フラップは段ボール胴部の上下左右にある板状パーツであり、4方向に伸びたフラップが天面・底面を形成します。
段ボール箱は折り畳まれた状態から箱型に組み立てるため、フラップなしでは製造できません。
フラップは、箱の長さ面から伸びる外フラップと、幅面から伸びる内フラップがあります。段ボール箱の幅は長さよりも短いため、内フラップは外フラップよりも小さいことが特徴です。
フラップを閉める時は、まず内フラップ2枚を中へと折り、外フラップ2枚を上から被せます。
フラップの役割は、主に以下の3つです。
段ボール箱を組み立てる時、胴部の4面を箱型に整えるだけでは、しっかりと固定された段ボール箱にはなりません。フラップで天面・底面を作り、テープや糊付けで固定して、初めて段ボールは強度のある箱構造となります。
フラップを開けることで荷物の出し入れができ、閉めれば隙間の少ない箱として使用可能です。段ボールにおいて、フラップは重要な役割を果たす部位であるといえるでしょう。
フラップは、段ボールにおける機能的な動作を担っており、形状の工夫が出せるポイントといえます。段ボールの基本的なフラップは、外フラップのサイズによって分けられ、ノーマル・オーバー・ハーフの3タイプです。
それぞれの用途や特徴、欠点について見てみましょう。
ノーマルタイプは、2枚の外フラップが天面・底面の真ん中で突き合うように作られたタイプです。合わせ目がぴったり突き合うと、箱内部の密閉性を保つことができ、上からテープを貼ればしっかりとした箱型が完成します。
A式箱と呼ばれるみかん箱タイプの段ボールは、基本的にノーマルタイプのフラップです。
ノーマルタイプの外フラップは、天面・底面の真ん中に合わせ目が来なくてはなりません。そのため、フラップの幅は箱の幅に対して約1/2です。
ノーマルタイプのフラップは、一般的な段ボールに使われるタイプであり、標準的な強度を持っています。フラップに特定の機能を求めない場合は、ノーマルタイプのフラップを選びましょう。
オーバータイプは、外フラップの幅が長く、箱型に組むと2枚の外フラップが完全に重なります。外フラップが2重になることで天面・底面の強度が高くなり、底抜けを防ぐことが可能です。
オーバータイプのフラップは、段ボールの幅が長さ・深さよりも極端に短い、平べったい箱型の場合にも使用されます。一例として長さ100cm・幅20cm・深さ100cmの段ボール箱で、ノーマルタイプとオーバータイプにおけるフラップの幅寸法を見てみましょう。
フラップの幅 | |
---|---|
ノーマルタイプ | 約10cm |
オーバータイプ | 約20cm |
ノーマルタイプのフラップでは、フラップ幅が箱の幅に対して約1/2となります。100cm×100cmの長さ面に対して、100cm×10cmのフラップはきれいに折ることができません。
オーバータイプのフラップは、100cm×20cmと面積が大きくなり、フラップを折りやすくなります。
オーバーフラップの欠点は、使用する段ボール原紙の量が増えることです。フラップの面積が2倍となるため、オーバーフラップを採用すると価格が高くなります。
また、フラップが重なり合うことで、テープを貼る位置が箱の外側端部となる点も問題です。段ボール箱は配送中に縁がこすれやすいため、テープが破れたり剥がれたりする可能性があります。
ハーフタイプは、外フラップの幅を狭く加工しているタイプです。内フラップ・外フラップを閉めても完全に密閉されず、箱の天面には四角い穴が開いた状態となります。強度の関係上、底面をハーフタイプにすることは基本的にありません。
密閉性が重視される段ボール箱において、なぜハーフタイプのフラップが存在するのか、疑問をおぼえる人も多くいるでしょう。ハーフタイプのフラップが使われる理由は、密閉されていない方が都合のよい用途もあるためです。
ハーフタイプの主な用途は、以下の2つが挙げられます。
■持ち手のある梱包物用
持ち手が天面に来る梱包物の場合、段ボールの縁を持ち上げるよりも、梱包物の持ち手を握った方が持ちやすくなります。中身の入っている一斗缶やポリタンクなど、重量のある梱包物についている持ち手を、ハーフタイプのフラップは活用可能です。
■青果用
野菜・果物を段ボールに入れる場合、完全に密閉するよりも、通気性を保った方が商品の鮮度を保つことができます。ハーフタイプのフラップが作る穴は、青果の鮮度保持に最適です。
ハーフタイプのフラップは、使用する段ボール原紙の量を減らせるため、段ボールの価格を抑えることができます。一方で、ダンボール箱天面の強度が低くなることは欠点です。
湿度・水滴・害虫などの侵入も防ぎにくいため、長期間の輸送・保存には向いていません。
段ボールを購入する際に箱表面への印刷を注文したい人も多くいるでしょう。最後に、段ボール購入時、フラップに印刷依頼する場合における注意点を紹介します。
段ボールのフラップは特殊な部位であることに留意して、印刷による影響を考えるようにしましょう。
段ボール表面の印刷工程は多くの段ボール会社が行っています。しかし、フラップがある天面・底面は、会社によっては印刷を請け負っていないこともあるため注意してください。
小さい内フラップにも印刷を入れたい場合は、段ボール会社に確認が必要です。
また、フラップを閉めた際に、印刷部分が想定通りになるのかも必ず確認しましょう。展開図の状態では印刷部分が正しく見えても、組み立てると上下や左右方向が逆だったり、テープで印刷が隠れたりするケースもあります。
段ボールのフラップに印刷を入れる場合、他4面全てにも印刷を入れているケースがほとんどです。印刷が多いほどブランドアピールは大きくなるものの、印刷価格が高くなる点には注意しましょう。
段ボールの印刷価格は、以下の要因によって価格が変動します。
たとえば、200mm×50mmの印刷データが1面あたり5円とします。6面全てに入れた場合は30円です。しかし、段ボールは数百・数千単位で購入することが多いため、全体で見ると大きな額となります。
フラップに印刷を入れる場合には、印刷価格がどのくらい変動するのか、必ず確認してください。印刷によって予算オーバーする場合には、データの印刷サイズを変更するか、印刷面の数を減らす必要があります。
段ボールのフラップとは、天面・底面に設けられているフタのことです。フラップは段ボール箱に必ず存在するパーツであり、フラップがなくては段ボール箱を組み立てられません。
段ボールのフラップは、ノーマルタイプ・オーバータイプ・ハーフタイプの3種類があるため、用途によって使い分けることをおすすめします。
フラップに印刷をする際は、段ボール会社によってフラップに印刷が入れられないことや、印刷価格が大きく変動するケースもあることに注意しましょう。
ここまでの内容を参考に、フラップについて詳しく知ったうえで、自分の希望に沿った段ボールを購入してください。