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片面ダンボールは、通常のダンボールとは異なり柔らかく、片面だけにライナーが付いているため、巻きダンボールとして使用できることが特徴です。この特徴を活かして、片面ダンボールは、工作や梱包用緩衝材としてなど、さまざまな場面で使用されています。
今回の記事では、片面ダンボールの特徴や魅力、使用用途を解説します。入手方法についても紹介しているため、片面ダンボールを使った工作が知りたい方や、片面ダンボールについて深く知りたい方は、ぜひ当記事をご覧ください。
片面ダンボールとは、ライナーに中芯を貼り付けたダンボールのことです。一般的なダンボール(両面ダンボール)は2枚のライナーが必要ですが、片面ダンボールは1枚で作ることができます。
両面ダンボールのほうが強度は強いため、片面ダンボールは梱包用緩衝材として多く使われていることが特徴です。
片面ダンボールは片面にしかライナーがないため、強度こそ両面ダンボールに劣りますが、片面ダンボールにもさまざまな魅力があります。
ここからは、片面ダンボールの由来・利点・特徴について、詳しく紹介します。
貴族が汗を拭くために襟元に巻いていた布を紙で作ったことが、ダンボールの起源として有力な説です。もともとこの布は、うねうねしていたこともあり、現在のダンボールの中芯は早くから存在しました。
紙は吸水性や吸湿性に優れていることが特徴です。また、ダンボールは波打っていることで通気性が良く、フィット感を向上させるクッション材としても機能します。そのことから、当時イギリスで流行していたシルクハットの中の汗取り用として、片面ダンボールが使用されていました。
そして19世紀後半になると、徐々に梱包用緩衝材として使われるようになりました。当時の主流は木でできた梱包箱だったため、非常に革新的です。欧米で使われていた梱包用緩衝材は、日本にも伝わりました。その過程で、ダンボールという意味の「paperboard」を日本人は聞き間違え、ダンボールと呼ぶようになりました。
今でも片面ダンボールが使われている理由は、片面ダンボールならではのメリットがあるためです。
片面ダンボールには、以下のようなメリットがあります。
両面ダンボールはライナーが2枚あり強度があるため、丸めることはできません。しかし、前述したように片面ダンボールは1枚のライナーからできており、非常に柔らかいため、巻いて使用することができます。
片面ダンボールを使用することで、両面ダンボールのおよそ半分の場所で保管することができるため、コンパクトにまとめることが可能です。
巻きダンボールの多くは、素材にクラフト紙が使用されています。クラフト紙は強度が高いため、ライナーが1枚でもある程度の強度を保つことができます。また、クラフト紙は復元力が高く、水の染み込むスピードが遅いです。そのため、片面ダンボールは梱包用資材として最適です。
片面ダンボールは使用後、古紙としてリサイクルすることが可能です。また、両面ダンボールの半分の資源で片面ダンボールを作ることができるため、環境に配慮されていると言えます。
片面ダンボールの魅力として、まず素朴な風合いが楽しめることが挙げられます。片面ダンボールは、中芯が外から見える状態です。そのため、工作でダンボールを使用する際、両面ダンボールよりも素朴な雰囲気を出すことができます。
さまざまなカラーの片面ダンボールを使用することで、装飾性を加えることも可能です。
ほかにも、片面ダンボールは重ねることで強度が増します。梱包するものによって自由に強度を変えられることも、片面ダンボールの魅力です。
片面ダンボールは引越しの梱包用緩衝材などに使用されることが多くありますが、ほかにもさまざまな場所で使用されています。
ここでは、片面ダンボールの使用用途について紹介します。
●工作時の材料として使用する
片面ダンボールは、ダンボールの素材感を損なわずに工作しやすい、非常に便利な素材です。しかし、両面ダンボールは分厚いため、ハサミで切る場合、ライナーを2枚セットで切らなければなりません。小学校低学年の子供にとって両面ダンボールを切ることは、力が必要な作業となってしまいます。
また、カッターは危険であるため、工作の時間に使えないことがほとんどです。
しかし、片面ダンボールはライナーと中芯しかないため、ハサミでも簡単に切ることができます。
●中芯を使用して歯車を作る
ダンボールの中芯は、等間隔で凹凸になっていることが特徴です。この特徴を活かして、歯車を手作りすることができます。歯車の仕組みを理解することで、ものの仕組みを考える力を付けることも可能です。
歯車の作り方を簡潔に説明します。
発泡スチロールと定規、鉛筆と片面ダンボールをまず用意しましょう。発泡スチロールはうん中型に切っておきます。次に、円柱型の発泡スチロールの高さと同じ幅の片面ダンボールを切るために、定規を使ってライナー側に線を引いておきましょう。そして、切った片面ダンボールのライナー側を発泡スチロールに貼り付けます。
この歯車をいくつか作ったら実際に機能するのか確認してみましょう。上手く機能しない場合、歯車の大きさを変えたり、片面ダンボールを少し切ったりすることで解決できます。
●ラッピングとして使用する
片面ダンボールは、お菓子の箱や缶の中に入っていることがあります。この片面ダンボールは、自宅で簡単に再利用することが可能です。ロールケーキやタオルのように、筒状にできるものを簡単にラッピングすることができます。通販サイトなどの出品者であれば、商品の包装としても使用できます。
用意する道具は、ダンボールとゴムのみです。片面ダンボールのライナー側に、包みたいものをおきます。そして、端からくるくると巻いてゴムを引っ掛ければ完成です。
誰かにプレゼントする場合、手紙をゴムに引っ掛けたり、シールを貼ったりするとお洒落に見えます。
このように、工作の材料だけではなく、ラッピングに使用することもできるため、片面ダンボールを入手した際はすぐに捨てずに保管しておきましょう。
通販の際に入手できる両面ダンボールと比較すると、片面ダンボールは強度が低いため、簡単に入手できません。しかし、ホームセンターや百円ショップなどのお店に行けば、入手することができます。
ダンボールにコストをかけたくない方や、必要最低限のサイズの片面ダンボールで十分な方は、自分で作ってみましょう。両面ダンボールから片面ダンボールを無料で作ることができます。ただし、ライナーを剥がすだけでは綺麗な片面ダンボールを作れません。綺麗な片面ダンボールを用意するためには、以下の手順に沿って作ることがポイントです。
貴族の汗を拭くために使われていたダンボールは、現代ではその特徴を活かして、緩衝材として広く使用されています。片面ダンボールは、中芯が見える構造となっているため、素朴な風合いを楽しめる包装材としても活躍しています。
しかし片面ダンボールは、引越し用のダンボールとしては強度が足りないため、販売しているお店が少なく、簡単に入手することができません。しかし、両面ダンボールさえあれば、自宅で作ることが可能です。ダンボールにコストをかけたくない方や、簡単な梱包用緩衝材が欲しい方は、ぜひ当記事を参考に自分で作ってみてください。