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箱の豆知識

片面ダンボールとは?作り方から使用用途までご紹介

片面ダンボールは、通常のダンボールとは異なり柔らかく、片面だけにライナーが付いているため、巻きダンボールとして使用できることが特徴です。この特徴を活かして、片面ダンボールは、工作や梱包用緩衝材としてなど、さまざまな場面で使用されています。

今回の記事では、片面ダンボールの特徴や魅力、使用用途を解説します。入手方法についても紹介しているため、片面ダンボールを使った工作が知りたい方や、片面ダンボールについて深く知りたい方は、ぜひ当記事をご覧ください。

1.片面ダンボールとは

片面ダンボールとは、ライナーに中芯を貼り付けたダンボールのことです。一般的なダンボール(両面ダンボール)は2枚のライナーが必要ですが、片面ダンボールは1枚で作ることができます。

両面ダンボールのほうが強度は強いため、片面ダンボールは梱包用緩衝材として多く使われていることが特徴です。

片面ダンボールは片面にしかライナーがないため、強度こそ両面ダンボールに劣りますが、片面ダンボールにもさまざまな魅力があります。
ここからは、片面ダンボールの由来・利点・特徴について、詳しく紹介します。

1-1.由来

貴族が汗を拭くために襟元に巻いていた布を紙で作ったことが、ダンボールの起源として有力な説です。もともとこの布は、うねうねしていたこともあり、現在のダンボールの中芯は早くから存在しました。

紙は吸水性や吸湿性に優れていることが特徴です。また、ダンボールは波打っていることで通気性が良く、フィット感を向上させるクッション材としても機能します。そのことから、当時イギリスで流行していたシルクハットの中の汗取り用として、片面ダンボールが使用されていました。

そして19世紀後半になると、徐々に梱包用緩衝材として使われるようになりました。当時の主流は木でできた梱包箱だったため、非常に革新的です。欧米で使われていた梱包用緩衝材は、日本にも伝わりました。その過程で、ダンボールという意味の「paperboard」を日本人は聞き間違え、ダンボールと呼ぶようになりました

1-2.利点

今でも片面ダンボールが使われている理由は、片面ダンボールならではのメリットがあるためです。

片面ダンボールには、以下のようなメリットがあります。

  • 巻くことができる
  • 復元力が強く、水の染み込むスピードが遅い
  • 環境に配慮できる

両面ダンボールはライナーが2枚あり強度があるため、丸めることはできません。しかし、前述したように片面ダンボールは1枚のライナーからできており、非常に柔らかいため、巻いて使用することができます
片面ダンボールを使用することで、両面ダンボールのおよそ半分の場所で保管することができるため、コンパクトにまとめることが可能です。

巻きダンボールの多くは、素材にクラフト紙が使用されています。クラフト紙は強度が高いため、ライナーが1枚でもある程度の強度を保つことができます。また、クラフト紙は復元力が高く、水の染み込むスピードが遅いです。そのため、片面ダンボールは梱包用資材として最適です。

片面ダンボールは使用後、古紙としてリサイクルすることが可能です。また、両面ダンボールの半分の資源で片面ダンボールを作ることができるため、環境に配慮されていると言えます。

1-3.魅力

片面ダンボールの魅力として、まず素朴な風合いが楽しめることが挙げられます。片面ダンボールは、中芯が外から見える状態です。そのため、工作でダンボールを使用する際、両面ダンボールよりも素朴な雰囲気を出すことができます。
さまざまなカラーの片面ダンボールを使用することで、装飾性を加えることも可能です。

ほかにも、片面ダンボールは重ねることで強度が増します。梱包するものによって自由に強度を変えられることも、片面ダンボールの魅力です。

2.片面ダンボールの使用用途

片面ダンボールは引越しの梱包用緩衝材などに使用されることが多くありますが、ほかにもさまざまな場所で使用されています。

ここでは、片面ダンボールの使用用途について紹介します。

●工作時の材料として使用する
片面ダンボールは、ダンボールの素材感を損なわずに工作しやすい、非常に便利な素材です。しかし、両面ダンボールは分厚いため、ハサミで切る場合、ライナーを2枚セットで切らなければなりません。小学校低学年の子供にとって両面ダンボールを切ることは、力が必要な作業となってしまいます。
また、カッターは危険であるため、工作の時間に使えないことがほとんどです。

しかし、片面ダンボールはライナーと中芯しかないため、ハサミでも簡単に切ることができます。

●中芯を使用して歯車を作る
ダンボールの中芯は、等間隔で凹凸になっていることが特徴です。この特徴を活かして、歯車を手作りすることができます歯車の仕組みを理解することで、ものの仕組みを考える力を付けることも可能です。

歯車の作り方を簡潔に説明します。
発泡スチロールと定規、鉛筆と片面ダンボールをまず用意しましょう。発泡スチロールはうん中型に切っておきます。次に、円柱型の発泡スチロールの高さと同じ幅の片面ダンボールを切るために、定規を使ってライナー側に線を引いておきましょう。そして、切った片面ダンボールのライナー側を発泡スチロールに貼り付けます。
この歯車をいくつか作ったら実際に機能するのか確認してみましょう。上手く機能しない場合、歯車の大きさを変えたり、片面ダンボールを少し切ったりすることで解決できます。

●ラッピングとして使用する
片面ダンボールは、お菓子の箱や缶の中に入っていることがあります。この片面ダンボールは、自宅で簡単に再利用することが可能です。ロールケーキやタオルのように、筒状にできるものを簡単にラッピングすることができます通販サイトなどの出品者であれば、商品の包装としても使用できます

用意する道具は、ダンボールとゴムのみです。片面ダンボールのライナー側に、包みたいものをおきます。そして、端からくるくると巻いてゴムを引っ掛ければ完成です。
誰かにプレゼントする場合、手紙をゴムに引っ掛けたり、シールを貼ったりするとお洒落に見えます。

このように、工作の材料だけではなく、ラッピングに使用することもできるため、片面ダンボールを入手した際はすぐに捨てずに保管しておきましょう

3.片面ダンボールの入手方法

通販の際に入手できる両面ダンボールと比較すると、片面ダンボールは強度が低いため、簡単に入手できません。しかし、ホームセンターや百円ショップなどのお店に行けば、入手することができます

ダンボールにコストをかけたくない方や、必要最低限のサイズの片面ダンボールで十分な方は、自分で作ってみましょう。両面ダンボールから片面ダンボールを無料で作ることができます。ただし、ライナーを剥がすだけでは綺麗な片面ダンボールを作れません。綺麗な片面ダンボールを用意するためには、以下の手順に沿って作ることがポイントです。

  • ①水をかける
    まずは、両面ダンボールのザラザラした面を濡らします。水没させるのではなく、ザラザラした面が変色する程度に濡らすことがポイントです。ザラザラした面は、ダンボールには裏表があるため、水をかえる際は注意してください。ザラザラとした面は、線が見える面です。
  • ②剥がす
    水をかけてから5~10分程置いておくことで、ライナーを綺麗に剥がすことができます。上手く剥がせないと場合は、剥がしづらい部分に再び水をかけて少し待ちましょう。ゆっくりと焦らずに剥がすことがコツです。
  • ③乾燥させる
    ライナーを剥がした後は、風通しの良い日陰で乾燥させましょう。剥がしたばかりのダンボールは破れやすいため、水分が飛ぶまでしばらく乾かす必要があります。

まとめ

貴族の汗を拭くために使われていたダンボールは、現代ではその特徴を活かして、緩衝材として広く使用されています。片面ダンボールは、中芯が見える構造となっているため、素朴な風合いを楽しめる包装材としても活躍しています。

しかし片面ダンボールは、引越し用のダンボールとしては強度が足りないため、販売しているお店が少なく、簡単に入手することができません。しかし、両面ダンボールさえあれば、自宅で作ることが可能です。ダンボールにコストをかけたくない方や、簡単な梱包用緩衝材が欲しい方は、ぜひ当記事を参考に自分で作ってみてください。

箱の組み立て手順

A式/みかん箱タイプ

A式箱
A式箱は世界的に最も使用されている箱の形式でRegular Slotted Container
略してRSCといいます。
底面と天面をOPPテープなどにより封をするため再封性に劣ります。
強度があり紙の無駄と製造工程が少ないので、 値段が安い形式です。
最も多く流通している標準的な形式です。

A式箱 組み立て手順

箱の組み立て手順

B式/地獄底タイプ

B式箱
B式段ボール箱は、機能性が優れた箱でAと共に最もよく使用されている箱の形式です。
天面差し込み、底面組立式で、テープ等が不要です。
上部のフタを差込んで封をするため再封性があり、再利用に向いています。
小形・軽量の物を入れるのに適しています。

B式箱 組み立て手順

箱の組み立て手順

たとう式/やっこタイプ

たとう式箱
たとう式箱は底が一体型になっており、
包み込むように梱包するのでスピーディに作業ができます。
梱包時、天面をつき合わせて二重にするので安定性が高く、デザイン的にも優れています。
しかし、箱の4隅に隙間が出来るため10cm以上の高さの製品には適していません。
主に高級衣類、フレーム、書籍、アクセサリーなどに使用される箱です。

たとう式箱 組み立て手順

箱の組み立て手順

N式/サイド差込タイプ

N式箱
N式箱は一枚の紙を組み立てて作ります。
4隅は完全にふさがり、強度があり機能性と安定性に優れています。
前面が2重、横面が3重なので、強度があり、高級製品、重い製品、
衝撃に弱い製品などの包装に多く使用されます。
ただし、紙を多く使用する形なので単価が高くなる欠点があります

N式箱 組み立て手順

箱の組み立て手順

B式/キャラメル箱タイプ

T式箱
B式箱は、上下のフタを差込む形状の箱で、「キャラメル箱」とも呼ばれます。
箱の前後面が平らで広いため、両面印刷時には、非常にきれいに表現でき、
組み立てが容易で大量の製品の包装などに多く使用されます。
しかし、上下が差込み蓋になっているため主に軽い製品の包装に向いています。

B式箱 組み立て手順

箱の組み立て手順

N式/上差込タイプ

N式箱
N式(上差込タイプ)箱はN式(サイド差込タイプ)箱の一体形底部とB式箱の上蓋を組み合わせたような箱です。
N式(サイド差込タイプ)箱のように安定性と密封性が優れており、
B式箱のように組み立ての作業性も良い利点があります。
また、最低でも1面はダンボールが折り返されているため強度がある箱形状です。
強度が重要な商品の包装にお勧めします。
ただし、N式(サイド差込タイプ)箱のように紙を多く使用するので単価が高くなる欠点があります。

N式箱 組み立て手順

箱の組み立て手順

持ち手式タイプ

持ち手式タイプ
持ち手式タイプ箱は、下部は組み立て式で、上部にはストラップを付けたギフト用の包装箱です。
ストラップで持ちやすくテイクアウトなどにも使用できるため、
別途にショッピングバッグなどを制作せず製品を
そのままに包装できるのでコストパフォーマンスに優れています。
箱の組み立てが非常に簡単で、底の強度もあります。
色々なシーンに活用が期待できる形状です。

持ち手式タイプ箱 組み立て手順

箱の組み立て手順

ポスター用箱

ポスター用箱
ポスター用箱は縦が長くカレンダーやポスト、図面、傘、ゴルフクラブ
などに多く使用されて箱です。
紙管・紙筒の代わりにもよく使用されます。
当社では、底面と天面をOPPテープなどにより封をするA式(みかん箱タイプ)と
フタを差し込むんで使用するB式(キャラメル箱タイプ)を取り扱っています。

ポスター用箱 組み立て手順