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箱の豆知識



[化粧箱 製作事例]-RRPボックスが大型ディスカウントストアを生かす

最近近くの大型ディスカウントストアに行ってみると、商品陳列用のRRP(Retail Ready Package)ボックスを簡単に見ることができます。

2000年代以前はほとんど見られない形のRRPボックス(シェルフレディパッケージ)が、今では非常に一般的なボックス形態になっています。

今回はどんな形のボックスをRRPボックス(シェルフレディパッケージ)と言うのか、そして大衆化された理由が何なのかについて見てみましょう。




1. ユーパッケージ RRPボックス(シェルフレディパッケージ) 製作事例




- サイズ : 350 x 350 x 300mm

- 形式 : RRP(Retail Ready Package) ボックス(シェルフレディパッケージ)

- 印刷:4色+特色1色

- 用紙 : コートボール230g + C5強度のEBフルート



2. RRPボックス(シェルフレディパッケージ)を作成した理由

Retail Ready Packageとは、英文で分かるように、

RRPボックス(シェルフレディパッケージ)は流通ボックスが商品陳列用ボックスとして兼用できるように製作されたボックス形態のことです。

このようなRRPボックス(シェルフレディパッケージ)が誕生した背景は何なのか見てみましょう。



2-1. ボックス別に! 店頭別に!

2000年代以前の大型ディスカウントストアの風景はこうです。

顧客の間でディスカウントストアのユニフォームを着た職員たちが熱心に売り場に商品を陳列して整理しながら在庫数量も把握しました。

彼らに私が探している商品の位置がどこなのかを聞いたりもした記憶があります。

このように建てられるだけでお金を稼ぐ大型マートの黄金期時代には、これほど多くの職員を雇用しても残る商売でした。



2-2. 大型ディスカウントストアの生存戦略過程で誕生

しかし、2000年代以降は状況が変わりました。

周期的に吹き荒れる不況と費用上昇により、コスト削減がすなわち大型ディスカウントストアの生存戦略になったのです。

すなわち、商品陳列台を整理する多くの職員の人件費節減要求がRRPボックス(シェルフレディパッケージ) 誕生の直接的な背景です。

実際、このボックス型の一つの誕生で大型ディスカウントストアは費用を年間数千万円以上削減したといいます。

今はこのようにユニフォームを着て売り場を整理する職員たちを大型ディスカウントストアで簡単に見かけなくなったのは、RRPボックス(シェルフレディパッケージ) 誕生と関連があります。




3. RRPボックス(シェルフレディパッケージ)の特性と形態

このような誕生背景にふさわしくRRPボックス(シェルフレディパッケージ)だけが持つ特性があります。

流通や商品陳列兼用ボックスであるだけに、ボックスの強度が高くなければならず、また、顧客にアピールするような形とデザインを備えなければなりません。



3-1. 大きくて重い分、ボックスが強くなければならない

商品を安全に保管しながら陳列までしなければならないRRPボックス(シェルフレディパッケージ)は、一般流通ボックスより強度にもっと気を使わなければなりません。

特に冷蔵や冷凍保管する商品なら材質までも考慮しなければなりません。

私たちが今回製作したRRPボックス(シェルフレディパッケージ)は冷蔵保管が必要な商品なので、二重構造であるEBフルートで製作しました。

3-2. パレット積載にも気を使わなければならない

大型ディスカウントストアに行ってみると、RRPボックス(シェルフレディパッケージ)の大きさが大体似ています。

その理由は大型ディスカウントストアのパレットサイズを考慮して納品業者がRRPボックス(シェルフレディパッケージ)の大きさを決定するためです。

大型ディスカウントストアで積載するパレットの大きさが、通常1100x1000mmか1100x1200mmです。

納品業者はこのパレットの中に空きスペースがほとんど残らないように積載してこそ最も効率が良くなり流通費用を節減できるのです。

つまり、一般流通ボックスに比べてRRPボックス(シェルフレディパッケージ)はパレット積載効率にもっと気を使わなければならず、これを基盤にボックスサイズを決定しなければなりません。



3-3. 商品の特性に合わせた様々な形態

大型ディスカウントストアの店頭に上がり、RRPボックス(シェルフレディパッケージ)のミシン目に合わせて上段を開けて中にある商品を顧客に露出させる方式が最も一般的です。

流通過程中はボックス上下をテーピングする一般的なA型ボックスですが、大型ディスカウントストアの店頭では上段+前面が開放されたRRPボックス(シェルフレディパッケージ)になるのです。

でも、今のRRPボックス(シェルフレディパッケージ)は商品の種類だけその形も多様化しています。

上下ペアで梱包して納品を受け、大型ディスカウントストアでテーブルを外して陳列する方式もありますし、箱トレイに商品を入れて全体をラッピングしたビニールをはがしながら陳列する方式もあります。

まとめ

最初は用語自体だけで不慣れでしたが、今では大型ディスカウントストアでなくてはならない存在になったのがこのRRPボックス(シェルフレディパッケージ)です。

ある意味、今はこのRRPボックス(シェルフレディパッケージ)が大型ディスカウントストア物流の中心に立っているように見えるほど大衆化しました。

これからは私たちの日常生活で簡単に発見できるこのRRPボックス(シェルフレディパッケージ)に注目してみてください。