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箱の豆知識



高級感を出せる山折り型仕切り

山折り型仕切りの自動見積りでは、まず横と縦の内寸サイズ(①)を入力してください。

仕切りのいちばん重要な機能は商品を安全に固定することですが、商品の美的価値を高められる効果もあります。
山折り型仕切りはこの2つの機能を満足させる仕切りになるでしょう。

今回の記事ではそんな高級感を出せる山折り型仕切りについて製作事例を基に説明してみたいと思います。

1. 製作事例

中ゲス(はめこみタイプ)とともに高級感を与えてくれます。

ただ、山折り型仕切りは同じ商品を同じ面積に固定させるために使われる用紙が 、中ゲス(はめこみタイプ)に比べて多いため少しコストが高くなる短所もあります。

高級の酒瓶のパッケージや精密機械の商品保護のための仕切りとして化粧箱によく使われております。

今回の記事ではユーパッケージで製作した製作事例を見ながら説明してみたいと思います。

1-1. 山折り型仕切り事例 ① - 商品1個入



<製作仕様>

- 貼り箱サイズ:83 x 243 x 77mm

- 仕切りの形状と材質:山折り型仕切り、Eフルート合紙(厚み1.5mm+コートボール230g)

- 仕切りの仕様:一体型(瓶口固定あり、4面保護用)

- 仕切りの用途:オリーブ油瓶1個入り



1-2. 山折り型仕切り事例 ② - 商品2個入



<製作仕様>

- 貼り箱サイズ:234 x 165 x 64mm

- 仕切りの形状と材質:山折り型仕切り、 Eフルート合紙(厚み1.5mm+コートボール230g)

- 仕切りの仕様: 一体型(瓶口固定あり、4面保護用)

- 仕切りの用途:ボトル2個入り



1-3. 山折り型仕切り事例③ - 商品3個入



<製作仕様>

- 貼り箱サイズ:200 x 251 x 53mm

- 仕切りの形状と材質:山折り型仕切り、Eフルート合紙(厚み1.5mm+コートボール230g)

- 仕切りの仕様:一体型(瓶口固定あり、4面保護用)

- 仕切りの用途:ボトル3個入り




2. 山折り型仕切の特徴

ユーパッケージで製作した実例を紹介させていただきました。

上記の事例のようにより頑丈になるように、化粧箱にダンボール合紙をつけて箱の内部で商品を固定するために使われる場合が多いです。

この山折り型仕切りの特徴について説明してみたいと思います。



2-1. 山折り型仕切りとは

山折り型仕切りとは、画像のように内側に折りながら、商品が入る空間を入れる仕切りを言います。

実際に折ってみると商品が置かれるほどの凹状部分が生じ、このようにして完成した仕切りの形がまるで山のようになるので山折り型仕切りと呼ばれております。




このような形の山折り型仕切りが高級感があるのは、箱の高さとほぼ同じ高さを持つ仕切りが箱の余った部分をすべて埋めて、商品により目が行くようになるからです。

また、山折り型仕切りは左右のみならず、上下の部分も埋まるような一体型でも製作が可能です。



2-2. 中ゲス(はめこみタイプ)との違い

中ゲス(はめこみタイプ)の基本的な特徴は仕切りに商品のアウトラインと同じように打ち抜きをして、その中に商品を入れるということです。一方、山折り型仕切りとは、山のようにできた凹んだ部分に商品を載せる形の仕切りになります。

事例を基に説明してみます。

2-1の仕切りのように山の部分があり、瓶が置かれる空間を作ったのが山折り型仕切りで、下の画像のような仕切りが、瓶の輪郭を打ち抜いて瓶を挟めるように作った中ゲス(はめこみタイプ)です。



① 製作コスト : 同じサイズの商品を入れると仮定すると、山折り型仕切りは必要とされる用紙のサイズがより大きいので、中ゲスより単価が高くなります。

② 商品の形状 :山折り型仕切りを入れると箱の中には四角の空間が作られます。そのため、商品の形が円形や四角形などではなく、凹凸のある複雑な形の場合には山折り型仕切りを利用するのは難しいです。



山折り型仕切りと 中ゲス(はめこみタイプ)の特徴と長所と短所を表にまとめると以下の通りです。

区分 商品 単価 使用用途
  • 山折り型仕切り
  • 円形または正方形
  • 高価
  • 高級品
  • 中ゲス(はめこみタイプ)
  • 制限なし
  • 安い
  • 一般的な商品




2-3. 山折り型仕切りの構造

製作事例と上記の説明からわかるように、山折り型仕切りの一番の特徴は仕切りを箱とほぼ同じ高さの山があるということです。

この山の数は基本的に入れたい商品の数によって変動します。

ただ、割れやすい商品または配送中の揺れに弱い商品の場合には、少し高めにはなりますが両面保護ができる仕切りにする必要があります。



一般的な山折り型仕切り 両面保護用の山折り型仕切り

例えば、商品を3個入れる際、通常の仕切りだと山が2つになりますが、両面保護になると山が4つになるという形です。




3. ユーパッケージで山折り型仕切りのオーダー方法

ユーパッケージは、山折り型仕切りの自動見積り機能を提供しております。

ダンボール及び化粧箱、両方での製作が可能ですが、今回の記事では化粧箱の方で説明させて頂きます。



3-1. 自動見積もり

山折り型仕切りの自動見積りでは、まず横と縦の内寸サイズ(①)を入力してください。

その次に、山折り型仕切りの高さと山の個数(②)を入力してください。

この時、山の部分が図のように商品ごとに真ん中になるように製作できますが、それ以外にも上下まで仕切りを入れて4面が保護できるようにも製作可能です。どちらにするかは商品の種類と単価によってお客様が決めて頂くことになります。

商品の重さや外部衝撃の保護などによりダンボール合紙をつけるかどうか(③)を決めてください。

最後に用紙及び印刷、表面加工(④)を選択して、数量(⑤)を入れてください。

【案内事項】

  • 自動見積りでは、仕切りの最少ロットが製作したい本体の箱の数量より多めの場合がございます。
  • この場合には別途お問い合わせでご相談くださいませ。


3-2. 製作事例からみるオーダー方法



同じサイズの商品を3個を入れたい場合の仕切りを製作したい場合、自動見積りに入力する数値は以下になります。

- 箱の内寸: 223 x 192mm

- 谷折りの長さ:53mm

- 仕切りの高さ:56mm

- 仕切りの個数:4個

こちらを入力し、ご希望の用紙や加工などを入力し、数量を入れると単価をご確認できます。


ただ、山折り型仕切りは上記のように一体型の場合が多いです。この場合には上下の部分をまた追加で入れる必要があります。

自動見積りでは基本的な形状のみ対応しておりますので、別途の計算式が必要となります。

今回の場合ですと、上のサイズが(53+20+53)、下のサイズが(53+7+53)mmが追加されておりますので、箱の内寸でその分を追加することになります。


ただ、こちらの計算式につきましては、展開図がなかったりすると分かりづらい場合もありますので、事前にお問い合わせフォームよりご相談くださいませ。



3-3. 本制作前のサンプル製作

中ゲス(はめこみタイプ)もそうですが、山折り型仕切りも本製作の前にサンプルを一度作ってみるのをおすすめしております。サンプルを通して以下の内容を満たしているかチェックしてください。

・仕切りで区分された空間に商品がちゃんと入るか

・仕切りの強度に問題がないか

・両面保護にする必要があるかないか


サンプルは無地の形状サンプルで製作され、お届けまでには約2週ほど時間を頂いておりますので、余裕をもっての製作をおすすめいたします。

また、基本的にサンプルはお客が測定した箱とご希望の仕切りのサイズで製作を行いますが、正確なサイズ測定が必要な場合には弊社の方に商品を送り、測定して頂くことも可能ですので、いつでも気軽にご相談くださいませ。



まとめ

今回の記事では一番高級感を出せる山折り型仕切りについて紹介させて頂きました。

ただ、山折り型仕切りは他の形に比べて割りと単価が高い方になります。そのため、商品の内容と予算を考慮してどいう形式の仕切りにするかを決めて頂く必要があります。

ユーパッケージでは豊富な製作経験を基にお客様の状況に合う最適な仕切りを提案させて頂きます。お悩みや質問などがあればいつでもお気軽にご相談くださいませ。

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